101128Sun_景信~陣馬


前日の緊張感のある岩登りから一転、この日は奥高尾ハイキングである。東京北稜山岳会の山行にお邪魔させてもらった。

登山者数世界一、とも言われる高尾山へのアプローチは、紅葉シーズンも相まってハイカーで混雑する。


が、小仏から景信へ向うにつれ人は少なくなり、奥高尾には余り人は来ないことが分かった。晴天に恵まれたこの日、景信からは眼下に八王子市街、南に富士山等を見渡すことが出来た。


紅葉の尾根道を歩き、陣馬山頂に着くと笹尾根の生藤山、その向こうに奥多摩の御前山、大岳がスカイラインを造っていた。


短い行程を落ち葉を踏みつつくっちゃべりながら歩く、癒しの山であった。

101127Sat_つづら岩


ロッククライミング(RC)とはどんなものかと、RCエキスパートの方々の練習を見学させてもらう事にした。いつものジムなどとは違うホンモノの外岩である。

もう何度も来ている奥多摩、でも知らないところはまだまだいっぱいあるらしい。今回は馬頭刈尾根のつづら岩へ。そそり立つ岩壁を見上げる、
 ・・・ こんなとこ無理に登らなくったっていいじゃん ・・・

“しかし、こんなトコ登っちゃう奇特な人も居るんだ”・・ と、その壁を仰いでいると、「すごく簡単なトコちょっとだけやってみようか」 という悪魔のお誘いにまんまと乗ってしまい、岩をとりあえず掴んでみる。


“おお、なるほどこうやって登っていくのか” などど無邪気に一瞬楽しんだ自分が恨めしい。行きはヨイヨイ、というか、引っ込みがつかないというか、ともかく気付けば岩壁の中腹にへばり付いている自分が居る。木登りをして下りられなくなった子供と全くおんなじ。

ともあれ経験者のアドバイスに全霊を委ね、半分悟りを開いてちょっとずつ四肢を動かしてゆくと、“絶対ムリ!”ということも出来てしまうから人間のやることはワカラナイ


ビビるとこんなにマジメになってしまう自分がカワイくってしょうがない。う~む、始めて車を運転したときもこんな感じだったのだろおなぁ。

101126Fri_8-ball league_leg-16


何故かビリヤードはやめられない。


何が楽しいのか、と聞かれたら言葉に詰まる。でも、大抵の趣味というのはそんなもんだ。



10/11/26: K-TG, game: 5-3, point: 18-7
“木”ぢゃねーよ

【緊急告知 / 2011新年8Ball大会開催!!】
酔っぱらいに付き合い、更に突き合える(俺達より下手な)人募集!

101121Sun_荒船山


群馬・長野県境、荒船山に登ってみた。

ヘンな形の山だが、ここら碓氷峠周辺は、そもそもヘンな形の山が多い。
上州側から見て、右の絶壁と左に偏った山頂が特徴的である。


今回はK原氏のお誘いで下仁田のナイスな個人山荘で前夜を過ごし、まあそのついでに翌日、ほど近い荒船に登ったといった感じが強い。

紅葉艶やかな麓から尾根を登ってゆく。ひたすら登ってゆくこの尾根、逆にMTBの下りには最適な気がする。休日の秋山なのに往復で会ったパーティーはたった2組。峠側からの登山者が圧倒的に多いため、もろマイナールートとなっているようだ。
そういう好MTB候補ルートという意味では甲斐駒ケ岳の黒戸尾根に似ているが、こちらは上りルートに(峠側からの)楽そうなメジャールートを使える利点がありそうだ。


何の変哲もない頂上よりは、絶壁の北壁のほうが余程特徴的である。浅間山↑を直近に、遠方には北アルプスが白馬から槍穂高まで一通り見渡すことができた。

崖っぷちから、眼下の吸い込まれそうな裾野のパノラマを見渡しながら休憩。この寒い時期はカップラーメン摂取率が自ずと高くなるので、可能なときは避ける意識が強く、この日はインスタントフォーにした。ベトナム土産を頼むならフォーかニョクマムに限る。


秋山は、もの静かに空いたコースをゆっくり進むのがいい。

【note】
・ルート
相沢登山口=>相沢分岐=>経塚山(山頂)=>相沢分岐=>とも岩(崖)=>相沢分岐=>相沢登山口
(地図上の時間の8掛け程度のペース)
・装備と体調
気温7-10+α℃で、長袖メリノウールシャツ+フリース着たり脱いだり、メリノウールパンツ、軽登山靴、スパッツなし。
下りはひたすら下るので、ダブルストックあった方が良かった。ただし短時間なので身体に影響なし。
寒くも暑くもなく、ハイキング日和だった。

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101115-16_帰国


一月半の滞在を終えて帰国の途に着いた。インドネシアは近くていい。
派遣先から24時間以内に帰宅できるのは嬉しいものである。


ジャカルタ経由で成田へ。着陸時の気温は4℃。この寒暖差、気圧差って身体に悪くないのだろうか、とよく思うが、高所登山もまあ似たようなものかも知れん。

成田からは、急ぐときはスカイライナー、楽に帰りたいときはバス、その中間がNEX、と使い分けができるが、その3ルートのいずれからでもスカイツリーが見える。


帰国のたびに少しずつ延びてゆくのが見ていて楽しい。

Makassar_Indonesia_19 ガリバーが行く


インドネシアには小柄な人が多い。

日本ではLサイズの服を買う俺も、ここではXLである。


ここスラウェシ島は、以前に紹介したように、生物分布の境界線(ウォーレス線)を造っているだけでなく、ベルクマンの法則も体験できる場所なのかも知れない。

ベルクマンの法則とは、簡単に言うと「近縁種の恒温動物は寒いとこに住むヤツほど大きい」というものである。

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