160326Sat_Canal de Panamá

俺は今、中米のパナマにいる。パナマと言えば運河である。

改めて地図を見てみると、地峡と呼ばれる本当に細くつながった陸地である。ここは、南北アメリカ大陸間の海底が隆起してできた、“大陸の橋”である。


大航海時代にこの地峡を「発見」したスペインはすぐに運河の建設を構想するが、技術力の不足から夢物語に終わり、400年後の20世紀初頭にようやくアメリカによって実現された。この大工事には10年かかった。長いと言えば長いが、規模と時代を考えると非常に短い。今から100年ちょい前の話である。

パナマ運河が水位を変化させて船を通行させることは何となく知ってはいたが、太平洋と大西洋の水位差が理由だと思っていた。


しかし、実際は下図のように、川を遡り、湖を渡って26mの水位差を越えるためであった。両大洋間の差なんて問題にならないらしい。

今回、その運河を見に行った。


船は次々とやって来る。下の写真、“Lock”の前後の水位差の変化に注目してほしい。どんどん縮まり、平均化される。





水位が同じになるとLockが開き、


めでたく船が通過できる。

しっかし、こんなにもギリギリの幅に造らなくてもいいのでは?


と思ったが、話が逆だった。

100年前、この幅を通れない船は無かった。しかし今はこの91mという幅が“Panamax”という規格になり、船の方がこの運河を通れる幅に設計されているという。


世界に一つの、この水路が世界の貿易に影響を与えているとは何とも愉快な話ではないか。

160319Sat_パナマの森で

パナマへやってきた。


ダウンタウンにほど近い自然公園を歩いてみると、ツタや平たい根っこが多く、一見熱帯雨林っぽいが、ちょっと生物相が乏しく、サバンナ寄り・・?


何かの雄叫びを聞き、頭上を見上げるとホエザルかな?


南国ならではのきれいな蝶も、


羽を閉じると、おぉ超擬態・・ シカシ目立ちたいときは目立ち、隠れたいときは隠れる。なんと都合の良いヤツだろうか。


ふと足元を見るとハキリアリの行列。


小動物なども見かけ、なかなか楽しい。


これはレンジャーに教えてもらってやっと分かった、ナマケモノ。


確かに怠けているようにも見えたのだが、


柑橘系の木の実を食べているときはちゃんと動いていた。そりゃそうか。

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前回はヒューストン経由だったパナマ行きだが、今回は訳あってアムステルダム経由で向かった。まるで地球一周だ。

アムステルダムでのトランジットは20時間、トーゼン市内観光を と思ったがあいにくの荒天。 いま気付いたが、荒天と好天は発音同じ。日本語って結構ヒドイ。


窓の外には傘を飛ばされそうな人・・ 寒いし。しからば フェルメールだ、レンブラントだ、ゴッホだ、 と噂の空港内美術館へ向かうもしばらく休館と言う orz。

スネつつウロついていると意外に庶民的なスーパーマーケットが。


さすが酪農大国オランダ、余所で6-7ドルで見かける有名チーズが何と1ドル程である。一応悩んだものの食い切れるはずもない量を買い物カゴへ。

次にビールのコーナーへ。Amstel、Heineken、Bavaria・・・ あぁ、どこにもある国際ビールか、と思って二度見っ ヤヤヤのヤ!!  色々な国で見かけるこれらのオリジンは、いずれもここオランダではないか。

見慣れたブランドだが、オランダならではのバリエーション・ビール。
(ワインは機内で気に入ったアルゼンチン産だが)

空港内ホテルで一泊、翌朝の便でパナマへ。国際線ではいつもそうするように、日常飲みつけないスパークリングワインを反射的に頼む。 が、すぐにハッと気づいた。せっかくのオランダのフラッグシップKLM航空、ここではHeinekenを楽しむべきでは?

追加注文。本場で言ってみた、 “Heineken, please.”