170822-0926_Sweden, Finland & Estonia


8/22 成田→ミラノ

8/23 →アムステルダム→ストックホルム→(夜行列車) == SWEDEN ==

8/24 →アビスコ→Kungsleden

8/24-9/9 (17days) Kungsleden

9/10 →(バス)→フィンランド国境

9/11-22 Trekking, etc. == FINLAND ==

9/23 →(ferry)→Tallinn == ESTONIA == →(ferry)

9/24 →ストックホルム

9/25 →パリ→モスクワ

9/26 →成田

170820Sun_水根沢

奥多摩、水根沢にやってきた。


10年ぶり、俺の沢デヴューのルートである。


直前の先行降雨は少なかったが、水量は多かった。


ナカナカの苦戦を強いられる。


以前はロープも使わなかったし。



大変だったのはこの滝。


動画はコチラ

この沢の顔となっているのは半円の滝↓というヤツで、水線を跨げれば簡単に登れるのだが、


この日は水流に負けて落ち、敗退した(右岸から巻いた)。

この次の滝も水量がすごく、絶対突破できないと思ったので、左岸の登山道へ逃げた。



バスで奥多摩駅に戻り、冷えた体を温泉で温め、ビールで冷まし、熱燗で温め、と何がしたいのか良く分からんヒトたちなのであった。



湯がきタマゴタケと豆腐のサラダ

170811-15_槍~赤牛

久しぶりの北アルプス、槍から赤牛まで縦走した。

1日目

スーパーあずさ一号で上高地に入ると、正午になる。それからババ平まですすみ、幕営。

2日目

3時発で気合を入れるも裏目に出て、暗闇で水俣乗越への道を誤りタイムロス。ガスもかかっておりテンション低く、北鎌のコルで11時にビバーク決定。


3日目、好天の一日があける。


イメージと違い、余りスリリングではない。


踏み跡も明瞭で、ルーファイ能力の要求もほとんどない。


バリエーションを楽しむという感じではないが、この豪快な尾根は北鎌ならでは。



ようやく穂先に迫る。


最後だけ5.7位のロッククライミング。北鎌のコルからちょうど6時間後に登頂。


「あ、あんなところから人が!」 …頂上にいた登山客どよめく)
「おぉ、北鎌だ!」 …20人くらい皆拍手、パチパチパチ)
(…なんだか照れくさい。)

肩の小屋で成功を祝して生ビールで乾杯し、しばらくまったりの後、下山するケンちゃんと別れて双六小屋へ。

4日目

早朝、双六岳へ。

前日辿った北鎌が朝日に照らされる


槍穂と双六岳

三俣蓮華小屋、「黒部の山賊」を思い出して長居してしまう。トイレは屋内だし。

手前から鷲羽、水晶、薬師

薬師、水晶

時間短縮のため鷲羽をパスし、直接水晶へ向かう。



水晶山頂

野口五郎方面

黒部五郎と雲ノ平

薬師岳

水晶を過ぎると、急に閑散となる。そんな稜線を赤牛へと進む。


赤牛岳山頂から南を振り返る

赤牛からの下りは、良くも悪しくも退屈しなかった(行ってみて下さい)。コースタイムも実際は短め。

途中から黒部湖が

東沢出合へ下山。まだ15:30なので2時間先の避難小屋まで行こうか一瞬悩む。が、ビールの誘惑と砂地のテンバの魅力に負け、幕営決定。小屋での食事は断られ、売店はしょぼいので期待しない方がいい。

5日目

針ノ木峠越えで扇沢を目指すも、重~い雲。暗い谷は嫌いなので、平の渡しから船に乗って短縮ルートでの下山を決意。


船を待っている間、前日行こうか迷った避難小屋を見に行ったが、東沢出合泊は正解。小屋と言うより四阿のようだった。水もないし。


帰り道、タマゴタケGET!


さっと茹でて寄せ豆腐に乗せ、ポン酢で頂きました。


黒四に至りトロリーバスで信濃大町へ。


ちょうど諏訪の花火大会と聞き、寄ろうかと思ったが電車が走るうちに結構な雨が降ってきたのでやめた。


9年ぶりの槍、8年ぶりの水晶、初めての双六・赤牛、なかなか良かった。

【行程】
1日目 上高地12:10 - 16:35ババ平《4h25m》
2日目 ババ平3:00 - 水俣乗越 - 11:00北鎌のコル《8h》
3日目 北鎌のコル4:20 - 10:20槍山頂 - 10:40肩の小屋11:40 - 15:00双六小屋《9h40m》(休憩除く)
4日目 双六小屋3:40 - 11:30赤牛岳山頂 - 15:30東沢出合《11h50m》
5日目 東沢出合4:00 - 5:35平の渡6:20 - 6:40黒部湖左岸 - 9:30トロリーバス駅《4h45m》(待ち時間除く)

【装備】
靴:アクアステルス(大正解!)
安全具:ヘルメット・ハーネス(常に着用) / スリング・カラビナ類・50mダブルロープ(全て出番なし)
寝具:ツェルト / ダウンジャケット・パンツ・#3ダウンシュラフ(暑い。どれかが要らなかった)
その他:5日間でバーナーは一回しか使わなかった。小さいガス缶の使いさしの方がよかった。

170804-7_間ノ岳~笹山

こないだ蝙蝠岳と白峰南嶺を歩いて、南アルプスの主な稜線はほぼ歩いた気がしていた。

その時のルート


が、農鳥岳~白河内岳の間はまだ未踏。

という訳で、仲間のパーティーが目指す白峰三山に絡めて計画した。3日の行程だが、好天なのでアプローチを1日前にプラスして始めることにした。


韮崎からバスで甘利山登山口BSへ、そこから暑く長い林道を歩いて椹沼、南甘利、甘利山を経、千頭星(せんとうぼし)山へ。


頂上直下に幕営跡を発見!韮崎市街が見える。


途中ゲットしたハナビラタケ、晩飯が豪華に。


翌朝、下界はどうかしらんが稜線上はいい天気。

みずがき・金峰方面

鳳凰方面へ歩いて行く。


当然富士山も。


更に苺平から杖立峠まで行き、そこから西に伸びる無名尾根を下ってみた。古い作業道の様で、結構踏み跡もあり、読図・ルーファイ能力はさほど要求されない。

ので、快適に下って来たのだが、最後にこのフェンス。


これを何とかくぐって出なきゃいけないから敢えてオススメはしない。

その後、荒川林道経由で弘法小屋尾根の取り付きに。

左手に通路ができていた

先人が苦労して越えている堰堤を難なく通過、渡渉し、左岸にて幕営。


3日目、弘法小屋尾根は、明るく広く気持ちの良い尾根だ。


そのうちヤブ漕ぎが始まる。背丈を越えるヤブ地帯は小一時間で通過。

お、北岳。

間ノ岳も見えた。が、ここから低い藪とちょっとした岩稜、ガレ登りで3時間以上掛かることに…


この日の最後は農鳥小屋へ。仲間と一時合流。


難しくはない、けど長い、なかなか手ごたえのある尾根だった。


4日目、快晴。でも台風が接近しているという(農鳥小屋で電波が入った)。

間ノ岳と鳳凰三山

ので、いつになく早く4:15出発。


中央、北アルプス


農鳥岳から弘法小屋尾根を振り返る。あんなに急だったんだ。


仲間と別れ、ここからは俺的未踏ルート。


大門沢下降点付近は、幕営跡がちらほら。水場は無さそうだが。


とうとう来たぞ、南ア最後の地、広河内岳。


消化試合的に下山のため笹山に向う。富士に笠雲がかかって来た。やはり雨になりそう。


悪天好きの雷鳥も出てくるし…

笹山の東尾根を下っていると、やはり台風はやってきた。


最後3時間は降られながら奈良田温泉に下山(13:20)。バス停のトイレで着替え、13:50のバスで飯富へ、更に高速バスで帰京。


いや、なかなかいい山行だったな。

【行程】
1日目、バス停 - 2h45m - 椹沼 - 4h25m - 千頭星山
2日目、千頭星山 - 5h30m - 杖立峠 - 2h30m - 鷲住山 - 2h30m - 堰堤
3日目、堰堤(弘法小屋尾根取付)- 4h30m - 2386m三角点 - 5h35m - 間ノ岳 - 55m - 農鳥小屋
4日目、農鳥小屋 - 5h35m - 笹山 - 3h30m - 奈良田温泉BS