190731Wed_黒姫山

浅間隠山を下山し、黒姫方面へ。

道の駅しなの で車中泊しようかと思ったが何かイマイチだなぁ、と思いつつ地図を見直すと野尻湖が近い。更に見るとキャンプ場があるではないか。

P料金込み2000円と少々高いがロケーションは最高だ。

水もキレイで近くの桟橋から子供たちが飛び込んでいる。俺もかつてトライアスロンで泳いだことがある。


翌朝、黒姫山へ。


黒姫高原のゲレンデを暑いアツいと言いながら登ってゆくと標高1500m辺りからは気持ちの良い涼風が。

頂上付近ではやはり発達した雲で眺望は効かない…

トンボがいっぱい!

下りは表登山道から、するとヒカリゴケ発見!


明るい白樺林。


おっとハナビラタケ ゲット。タマゴタケを探していたのだが暑いとはいえ流石にまだ時期が早い。

使用前

使用後
(コンソメ使って牛乳鍋にしてみた)

登山客:頂上で男性一人「なんも見えませんねぇ」、下山時女性一人「探すとヒカリゴケあるわよ!」。

190730Tue_浅間隠山

妙高、黒姫、戸隠高原といった辺りは、手頃な山がたくさんある割に登ったことがない。しからば、といわゆる梅雨明け十日の好天期間に赴くことにした。

が、俺は長時間一人で運転するのが苦手なので、途中寄り道しつつアプローチすることに。

府中を5時に出て、関越経由で8時には浅間隠山(かくしやま)の登山口(二度上峠付近)へ。

往復3時間弱で登れる簡単な山だが、本来の眺望はよさそうだ。


が、気温が高すぎるのか、雲の発達が進行し、この日は直近の浅間山も見えない…


ま、スペイン帰国後、2か月間なんにもしなかった身体のリハビリ開始としてはこんなんでいいや。

登山客:けっこう多い。

Camino de Santiago -3

5/17 Day-14  38.3km (512.9) 9h40m - Santibáñez de Valdeiglesias

5/18 Day-15  32.8km (545.7) 7h35m - Rabanal del Camino


5/19 Day-16  33.1km (578.8) 8h00m - Ponferrada


Leonを出て2日ほど歩き、Rabanal del Caminoからの丘陵地帯が良かった。遠くの山にはまだ雪が残っている。



朝霧が晴れると、見たこともない花が顔を現す。

 

この区間は最も写真を多く撮ったかも知れない。








向こうの山は全体が紫色だ。








MTBerもよく見かける。








道標は色々あるのだが、こんな↓碑があちこちにあり、めったに道に迷うことは無い。



むしろ迷う可能性が高いのは街中かも知れない。それでもこういう↓矢印を辿れば問題ない。


丘を下ると割と大きな街、Ponferrada到着、スーパーマーケットがいくつかあるのだが、日曜でいずれも閉まっているorz...


てなわけで、結局いつも通りバルをハシゴする。




この長い道のりで、色んな地方のワインを味わってきたが、ここPonferradaのワインが一番おいしく感じた。ピンチョスがワイン1杯に一つずつ付いてくる。とても全種類制覇するほど飲めないので、別にオーダーしたつもりがタダでくれた。いやぁ、とても良い、忘れられない街となった。





5/20 Day-17  39.6km (618.4) 9h05m - Ambasmestas


5/21 Day-18  34.7km (653.1) 9h10m - Triacastela


5/22 Day-19  48.3km (701.4) 9h45m - Portomarín


Ponferradaを出るとこの旅も大詰めだ。








Galicia州に入るとポピーが消え、



タンポポが見られるようになった。が日本のとは違う。






どの村や街も個性があって羨ましい。日本なんてどこ行っても同じだもんなぁ。






家、建物を見ているだけでも楽しい。800km歩けるのはそれぞれの土地が魅力的だからだろう。ま、一度も退屈しなかったかというと大ウソになるが…





ワイン畑の中の一軒家、水とかどうしているのだろうか…




 Ambasmestasのアルベルゲでは前のスタンプがPonferradaであることを認めると、疲れただろう、とちょっと良いベッドにしてくれた。39.6kmはそれほど大変とは感じなかったが有難く恩恵を被ることに。



普通はこういう2段ベッド。これも奇麗な方だが。


アラカルトが好きなので余り食べなかったが、巡礼者メニューなるものは例えばこんな感じ。




ワインも付いてくる。これで一人前。



もちろん、一杯目はビール。




歩き終え、アルベルゲにチェックイン。シャワーを浴び、洗濯し、オープンテラスで飲むビールは最高だ。



5/23 Day-20  25.4km (726.8) 5h55m - Palas de Rei


5/24 Day-21  41.2km (768.0) 9h20m - Salceda


5/25 Day-22  28.0km (796.0) 6h30m - Santiago de Compostela

ゴールまであと2日、という本当に最後、Palas de Reiのアルベルゲで初めて日本人に会った。しかも2組3人だ。東洋人は多いが、大抵韓国人、たまに中国人という感じで日本人は少ない。


一人は50代とおぼしき男性で、俺の倍くらい時間をかけて歩いていた。もう一組は20代の若者男性2人。途中で会って行動を共にしているという。夕食を一緒にした。


次の日、Santiago de Compostela前の最後の宿泊地をBebedeiroと思っていたのだが、行動中に地図を見ているとCaminoからかなり離れていることに気づいた。それだったら先に進もう、とSalcedaのアルベルゲに電話を掛けるとまだ空きベッドはあるという。それをキープし、Bebedeiroに謝罪とキャンセルの電話をする。当日の連絡ではあったが、“No hay problema”と快く了承してくれた。


その後、Bebedeiroに投宿して食事をしていると、後から来た人がベッドを確保できずに右往左往していた。やはり通話付きのSIMをゲットしておいた方が良い。



タパスの定番、スペインのトルティーヤはメキシコの薄いパンみたいなやつではなく、ジャガイモ入りのふっくらしたオムレツ風の料理。

ラス前に思いがけず40km以上歩いたため、最終日はゆっくりのんびり。


そしてついに、Santiago de Compostela到着!!






多くの巡礼者が祝福の叫びをあげている。




俺のペースで歩いていると知った顔は一つも無かったが…

長距離を歩くのは苦痛ではなかったが、ちょっと日程がキツすぎた。この日も本当はマドリードへの移動日だったのだが、翌日の帰国便に間に合う早朝便が確保できたから行動日にできたのだ。




ともあれ、コンプリートを祝して、最後のバル巡り。














十分に満喫しました!