220411-17_本部半島とその周辺

名瀬から古宇利(こうり)島に寄って、


フェリーで伊是名(いぜな)島に渡った。トライアスロンのレース開催地なので前から聞いていた島である。名前を知っていると妙に行きたくなる。

この島は太っ腹で、キャンプに金がかからない。基本的にどこに張ってもいいような雰囲気まで出している。


今回選んだのは明地原公園キャンプ場。水、トイレ、シャワー(冷水)はもちろん、探せば電源もあるぞ。

長閑なこの島ではチャリでぶらぶらしたり、



伊是名山に登ったり、浜辺を歩いたり、



午後は島の中心部のスーパーで食料調達し、


沈む夕陽を眺めながら星を待つ。


伊是名に3泊し、本部半島へ戻る。


その足で今帰仁城(なきじんぐすく)へ。



なかなかの見ごたえ。

さらに美ら海水族館へ。奥に見えるのは伊江島の山、イージマタッチュー。


カメラの調子が悪くてスノーケリング中の写真が取れなかったのでその代わりに… ルリスズメダイ、きれいだったなぁ。スノーケリング中、「サンゴや熱帯魚は何故ここまで美しくなければならないのだろうか...」とずっと思っていた。


この巨大水槽は圧巻だった。


この日は本部の宿に泊まり、久々の居酒屋料理を堪能した。


翌日は伊江島へ日帰りトリップ。

タバコの花とイージマタッチュー。この特徴的な形の山は伊是名のテンバからずっと眺めていた。


当然登ってみた。



他にも色々と見るものがあり、チャリで回るのにちょうど良い島だ。


ニャティヤ洞

デイゴの木

朝イチのフネで行って最後ので戻ったが、イイ感じのキャンプ場もあったのでもっとノンビリしてもいいかも知んない。

220409-11_名護・山原(ヤンバル)

午前中、那覇から高速バスで名護へ移動。その午後に名護岳に登ってみた。本部半島と周辺の島々が良く見える。


そのまま北部の山原(ヤンバル)へ向かい3泊したのだが、この地方では余りいいキャンプ場を見つけることができず、宿に泊まった。

2日目はチャリで国頭村(くにがみそん)へ。やんばる国立公園の比地大滝や国頭村森林公園を巡った。


植生が独特なので、目新しい思いで歩くことができる。


ヒカゲヘゴ

本州では見かけない生き物もよく見かけ、楽しい。

琉球ハグロトンボ

ベニモンアゲハ

アカハライモリ?

鳥は写真を撮るのが難しいので無いのだが、よく見かけた種はこの子たち。

森の中に良く居る

海辺で良く見かける

街路樹なんかで目立つ白い頭をちらつかせている

国頭村に一泊し、翌日 与那覇岳を歩こうかと思ったのだが天気予報がイマイチだったので止め、辺戸岬方面の大石林山(だいせきりんざん)へ。



石灰岩の地形と植生の絡みが見どころ。


沖縄本島北端の辺戸岬も見える。



ガジュマルの木

イルカンダの花

石の博物館も面白かった。

国頭村から大石林山への往復をチャリで行くのめんどくせーな、と思っていたら、村営のデマンドバスがあるという。電話してみると、都合の良い時間に役場で拾ってくれ、大石林山で降ろしてくれ、2時間後にまたピックアップして送ってくれた。


数百円で済むらしいし、とても便利である。
(俺は別の予約のついでで済んだらしく、タダだった。)

220407-09_那覇とその周辺

那覇には何度か来たことがあるのだが、飛行機や船の乗り換えのためだけだった。では、と観光することに。

路線バスに乗り、ひめゆりの塔と平和記念公園で数時間を過ごし、わりとお腹いっぱいな気分になった。その帰り、具志頭(ぐしちゃん)なるバス停で那覇行きのバスをボケ~っと待っていると“港川人の街”という文字が目に入った。

え!? 港川人? と周囲を見回すと歴史民俗資料館があり、「2万年の歴史」がどうのこうの…と書いてある。どうやら港川人が出土したのはココらしい。20分待ったバスがちょうど到着したが、乗るのか乗らないのか分からない中途半端な態度を取りつつ、運転士の怪訝な視線を頬に受けながらスーッと立ち去り資料館へ。

面白かったのが、歴代人類の比較。


左から、ホモ・サピエンス(山頂洞人)、ホモ・サピエンス(港川人)、ホモ・エレクトス(北京原人)、アウストラロピテクス(猿人)。

同じサピエンスでも港川人は南方系だから小柄なんだろう。山頂洞人は毛皮とか着てたから寒い地域に居たのかな。

また、現代人を加えて陸上競技をやらせたら結果は以下のようになると書いてある。


エレクトスすげぇ。さすがサピエンスより何十万年も前にアフリカから出て行っただけあるわ。

(ネアンデルタール人が入ってたら重量挙げ、ヤリ投げは凄そうだが...)

220403-07_座間味および慶良間諸島

ネパール帰国後の隔離が2月末に明け、次いで3月半ばから行くはずの出張が延期になり、急にヒマになった。

自慢じゃないが、preコロナからリモートワークに慣れている俺のフットワークは軽い。ほとんど無計画ながら何だかまだウスラ寒い東京を尻目に沖縄へ飛んだ。

那覇空港 - 泊港を経て、その日のうちに慶良間(けらま)諸島で唯一キャンプ場のある座間味(ざまみ)島へ。


浜辺のキャンプ場は、いいな。



チャリを持って行ったので、機動力には事欠かない。



めぐる所々の建物なんかも、沖縄風情がうれしい。



こんな学校通ったら、思い出も鮮やかだろうなぁ。


あちらこちらで見かける石垣も、加工しやすい琉球石灰岩を使った綿密な造り。



自然も...植生も見た目が違う。琉球松、アダン(パンダナス)や


テッポウユリなどがいっぱい。


花があれば蝶(オオゴマダラ↓)が乱舞し、南国らしいゆったりした時間を感じさせる。


ヤドカリさんはシャイで、すぐ引っ込んでしまうのだが。


阿嘉島ではケラマジカもそこら中で見かけた。


午前はそんな風にサイクリングしたり、散歩したりしてた。

気温の上がる午後は海でスノーケリングなどして遊ぶ。色とりどりのサンゴ、スズメダイを主とした魚などを見ながら時を忘れて浅瀬をさまよう。


夕方は酒を飲み、夜は浜辺に寝ころび星を眺めた。


カノープスが見えて驚いた。キリマンジャロ登山中に初めて見た南の星が日本からでも見えることを初めて知った。


居心地良いこのキャンプ場で4泊。次は沖縄本島へ。