201231_葛城山

大寒波のやってくる年越し、色々と考えた末、比較的あったかそうな伊豆で過ごすことにした。

大晦日、昼前に東京を出て伊豆縦貫道を経て葛城山へ。岩登りで良く来る城山の隣の山である。


近くの道の駅に車を停め、てくてくと歩く。

何も期待していなかった低山なのだが、その眺望は素晴らしかった。

山頂付近に足湯があり、天城、箱根、富士と駿河湾を見渡す絶景。


予定していた城山への登山道が良く分からず、陽が暮れたら嫌なのでロープウェイで下山した。

201228Mon_MTB_Trail-7

The last this year but not least, Ken and I came to ride the Trail-7. 


I remember we used to enjoy trails around here.

And I also remember I met my current riding members here in 2008 when I started this blog.

201219Sat_MTB-Mt.GG

From a trail station, we see a mountain that we call "GG" in the distance. Far enough to think "Can we really get there by bike?"


But actually, we usually get there with the only exception that we encountered rain on the way.


This time, we had nice weather and terrain condition!

201213Sun_MTB_Area-OGS

For a long time, I have not ridden a new trail.

But Ameyami took us to unknown trails, nice and comfortable ones! 


I was happy feeling we have more trails to visit..

201128Sat_奥多摩つづら岩

思い出深き奥多摩・つづら岩。まだフラットソールも持っていなかった頃、初めてロッククライミングを“見学”に来た岩場だ。2010年11月27日、ちょうど10年前だったらしい。


一般ルート III+, III+, IV+, V- 
左フェイスルート IV+, IV, IV, IV

を各々2ピッチ ダブルロープで登ってみたのだが、正直体感グレードがめっちゃくちゃ。どこが三級でどこが五級なのか全く分からない。デシマルなら全体的に多分5.7~5.8くらいだろう。テクニカルではないが、全然ピンが無くてランアウトするところで自分への信頼と度胸が要る。もともと持って無くても付け焼き刃だろうがないと登れない。

このRCTに直前に誘われたとき、“いくらなんでも(フォローとはいえ)初岩場の自分に登れた岩場だから” まあ何とかなるだろ、と思った。

今回、(リードとはいえ)結構ギリギリ登って はぁはぁ言ってる自分と対峙した。そして昔の自分はよく登ったなぁ、と思う。“若さだけでも登れるんだなぁ...” と痛感した47歳の晩秋であった。


37歳は若くないか。

ところでこの山行で一つ学んだのは、クロックスはフツーにアプローチ(往復2時間20分)に使えることだった。(クツ持ってくの忘れマシタ(-_-;)。)

201123Hol_大和三山

大台ケ原から下山した翌日は三連休の最終日。このまま帰京するのは忍びない。

そこで帰路上にある大和三山巡りをすることにした。この飛鳥時代の面影を残す地には一度行ってみたかった。

テキトーにググるとこんな観光マップがあったので参考に、電車の関係で反時計回りで巡ってみる。


前泊した近鉄高田市駅から橿原(かしはら)神宮前駅へ。スタートはもちろん橿原神宮。


まだ十月桜が咲いている。


大和三山①は、畝傍山(うねびやま)。地元の人が犬を連れて散歩したり、ジョギングしたりしている。すれ違う関西の少年や若者の元気なアイサツが気持ちいい。


下って、近くの神武(初代)天皇陵をチラ見。こーゆーのは上空から見ないとあんまり凄さが伝わってこない。仁徳天皇陵は近くの高い建物から見えたからスゴい!と思ったけど。


お次は、万葉集をはじめ和歌によく出てくる天の香久山へ…


向かうのだが、最初のパンフ地図に書いてある『橿原市昆虫館』が気になってしょうがないので遠回りして寄ってみる。

これが良かった。昆虫を理解するために、地球史的に動物の進化を概論し、昆虫の位置づけを分かりやすく解説するコンセプトがとても自然科学的センスに溢れている。

なお、一番インパクトがあったのがこの......


ゴキちゃんパラダイス。俺もゴキブリは超嫌いだし、バイ菌の塊として敵視されてみんなの嫌われ者なのは否めない。

のだが、解説によると日本には50種のゴキブリがおり、そのうち衛生学的に有害な所謂イエゴキは5種類のみ。こいつらは下水管とかを通るから付加的にバイキンマンになるらしく、その他9割の外ゴキは他の昆虫と変わらないという。カブトムシを捕まえるならゴキブリくらい触ってみろ、と言われているようなものだ。


今や、外ゴキは生餌しか食べない爬虫類等のペットのエサとして多く飼育されているらしい。(従来はコオロギがメインだったが、鳴いてうるさかったり飛んで逃げたりして嫌われているとのこと。 …ゴキブリより嫌われるってどうなの?)

寄り道にエラい時間をかけてしまった...

大和三山②、女皇・持統天皇が詠んだ

春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山

などで耳にする香久山へ。

あ、今思い出した。その麓に『天岩戸神社』というのがある。モチロン、天照大御神が隠れた、あの天岩戸を祀った神社である。(通りがかって初めて知ったのだが)

その岩ってのもあるので、ゼヒ行ってみて欲しい。そしてあの岩たちでどうお隠れになったかという議論を一緒にしようではないか!
(奥多摩・石尾根に行ったことのある方は六ツ石山近くの六ツ石神社を思い出してみてください。アレの部類です。雨風も防げないし、俺はビバークすらしたくない。


香久山の頂から見える畝傍山。

下山後、奈良の平城京の前に短期間栄えた藤原京跡へ、そこから香久山を振り返る。


藤原京。4年かけて築き、16年使われた後に焼失したという日本最初の首都である。

どんな都であったのかは分からないがコスパが悪いというか、アセットマネジメント的にははっきり言って不合格な気がする。

その奥に大和三山③の耳成山(みみなしやま)を望む。いろいろ寄り道してもう陽が傾いてきた...


耳成山に登って、下り始めるころには暗くなってきた。ヘッドランプも持っていたけどギリギリ使わないですむくらい。

いやぁ楽しかった。そして意外と疲れた。

最初のパンフを読み返すと、“全行程約18km、所要約4時間”とある。俺はちなみに(寄り道も休憩もしたけど)7時間かかった。

18/4=4.5(km/h) ... 速歩きで回ってドコにも立ち止まるなってか。

近鉄大和八木駅で着替えて特急に乗り、京都で新幹線に飛び乗り帰京した。のぞみって自由席あったんだ.. 。

201121Sat-22Sun_大杉谷&大台ケ原

連休前夜の金曜日、大阪に住む会員も含めたメンバーは名古屋に集った。

翌日、車で大杉谷入口へ。


風光明媚な渓谷である。


ちょいちょい現れる大滝が見どころとなっている。




吊り橋も多く、豪快な景色を楽しむことができる。


地図から読み取れないアップダウンに意外と疲れた、というタイミングで桃ノ木小屋へ。たまにしか入れない、という風呂にも入れてシアワセでい~気分。


窓開けっぱの寝室はあまり寒くない。やはり関東よりあったかい。

翌日、徐々に登り基調になる道を歩き、大杉谷をさらに進む。



あくまで普通の登山道なのだが、わりと危険個所があるので注意が必要。1日目はニコニコ滝付近で滑落者が居て、ヘリ救助されたようだ。ヘルメットを被っている人も多い。


一時間半ほどで、この渓谷のハイライト、堂倉滝へ。


駐車場へ引き返す他のメンバーと別れ、俺は単独で大台ケ原方面へ向かう。

3時間半ほどの登りで、大台ケ原のピークである日出ケ岳へ。天気はまあまあだったのだが、頂上付近はガスガスで何も見えなかった。看板を見ると、“降水量No.1の山”と書いてあるからスッキリ晴れる日は少ないのだろうか。


大杉谷側の道はフツーの登山道なのだが、反対側はもはや登山道と言えないお散歩みちだ。


この山行は大杉谷がメインだったのだが、日出ケ岳のピークハントと考えると、登り9時間、下り30分ということになる。


俺もそうだが、下りの苦手な人にはいいかも知んない。

コロナ影響で減便されたバスを3時間待ち(食堂などはある)、奈良側へ下る。この日は近鉄高田市駅近くへ投宿した。

201114Sat_MTB_U&F

Again, we have come to our favorite riding routes.. what we call the “U-pass and F-pass” combination. Believe me, they are in Tokyo!

If trekking, I don't prefer repeating the same mountain. And I don't even like going up and down the same route.

But we still insist.. to ride U&F.


Even ups and downs are fun, on the route of F.

54 seconds only

201108Sun_MTB_S-Ridge

Late autumn.. The sound of rolling on the fallen leaves is comfortable.

The days go by quickly. Also years do.

I checked this blog and it was found that I came here, the S-Ridge for the first time in 11 years!!


11 years.. I wonder how I spent the years.

201031Sat_MTB-Okutama-U&F

It was June when I rode in the mountains the last time.

Why a long interval? I'm sure that is burning summer... Can anybody survive in backyard hills at over 35 degC?

Anyway, we are back to Okutama cross country!


These days, it's cold in many days. But this day, it was nice and warm, perfect weather!

201025Sun_二子山中央稜

今年の関東の雨の多さは記録的らしい。

久々の快晴の週末、奥秩父の二子山に向かった。

いつも思うのだが、岩登りの写真はどう撮っても臨場感が出ない。だから撮影はしなかったのだが、何も絵がないのもナンだ。そこで、ヨソ様が空撮した写真などないかとググったらスゲー動画↓を見つけた。

https://www.youtube.com/watch?v=sdZf1ZY88Fc

もちろん俺たちはロープ(ダブル)を使って普通にマルチピッチで登った。
(リードは1P:隊長 - 2P:俺 - 3P:隊長 - 4&5P:俺 - 6P:隊長)

前半、天気はとても良いのだが予報(1-2m/s)以上に風があり、日陰になる1、3ピッチが寒かった。ホールドは要らんほどあるのだが岩も冷たく指の感覚が徐々に無くなってゆく... というなかなかスリリングなクライミングだった。

新調したフラットソールがキツいのか寒いのか、つま先っちょがモーローとして心細い。ただフリクションは良いらしく、フツーに登れる。

4ピッチ目から先は急激に陽当たりが良くなると同時に風が弱まり、超快適だった。向かいに紅葉し始めた両神山を見ながらビレイなどしていると、縁側で日向ぼっこしている気分だった。

6Pのあと少し歩いて稜線へ。快晴の空のもと、暖かな微風に吹かれながら色づき始めた両神山や、遠く雲取山などを眺めるのは最高だ。ここだけでなく、関東の山登ラーにとって至福の週末だったに違いない。


登ってきた中央稜

ちなみに登攀には2h45mかかった。いろいろタイムロスしたが、最大要因は俺のルーファイミスだった。

リードしていた時、4ピッチ目が短すぎたので5ピッチ目もそのまま登って行った。すると最初に見つけたピンの後、直登してゆくとロープ(50m)残り10mちょいの時点で先に支点を作れるような場所が見当たらず、クライムダウンして引き返した。
(結局、最初に見つけたピンの左手のクラックを登り直した。その先に5P終了点がある。)

なお、このルートの核心は3P(5.8)ということになっている。俺はゲレンデで5.9をギリ登って喜んでいるなんちゃってクライマーだが、このルートでは行き詰まるような場面は特に無かった。

【所要時間】
上の登山口(8:30) ->20min 取り付き(8:50) ->20min 準備・登攀開始(9:10) ->2h45m 登攀終了(11:55) ->35min 山頂で休憩&下山開始(12:30) ->25min “上級者ルート”から同登山口へ下山(12:55)

201018Sun_景信山

土曜は雨だったが日曜は晴れたのでハイキングすることに。

人混みを避けるハイキングは意外とルート設定が難しい。この日は挑戦的に人気の高尾エリアで静かなルートを選んでみた。


JR高尾駅からバスに乗らずにアプローチ可能な杉沢ノ頭のある尾根を歩く。登山口となっている新明神社付近には道標も何もない。

登山客は少なかったが思ったよりは居た。

狐塚峠から一旦沢に降り、そこから景信山に登り返した。崩壊しているから行けない、と表示があったがフツーに行けた。


晴れ間は暑いが、キホンすっかり涼しくなった。山頂ではちょっと寒く、なめこ汁がうまかった。


雨の翌日だからか、眺望が良い。スカイツリーはおろか、房総半島まで見えた。

復路はこれまた人気のない東尾根を下り、タイミングよく現れたバスに乗って高尾駅へ。

下山祝いはやっぱり北口のたまの里で...  ( ^_^)/□☆□\(^-^ ) カンパーイ!

201014Wed_長崎・多良岳

長雨続く関東から長崎へ飛んだ。(仕事だけど)

久しぶりにみる青空は気持ちがいい。

ちょっとしたスキ間に、長崎空港から小一時間でアプローチ可能な多良岳(たらだけ)に登ってみた。


長崎の山ってどんなだろー と登ってみると結構フツーなのだが、頂上付近からいつだか登った雲仙と眉山が見え、あぁ あの山も長崎だったかと気付く。

手前は諫早湾

アウェイでの登山は、テンション×1.2!


201003Sat_阿寺RCT

連休後の週の沢も雨天で流れ、翌週は阿寺で岩トレ。


ここは簡単なグレードが多いので、4人2組でガンガン登った。

俺は、5.6、5.7、5.8×2、5.9×4と8本。多分自身最多記録だな。

200921Mon-22Tue_城山RCT

9月の四連休、東北の沢を予定していたのだが台風で流れ、後半の晴れ間に城山にやってきた。ここへ来るのは三回目。岩登りは1年8か月ぶりだ。

初日、岩が乾くのを待ちつつダブルロープでのマルチピッチのシステムを確認。陽が当たってまあ良かろうというタイミングで西南カンテルートへ。

下部はまだ濡れていそうだったので2ピッチ飛ばしてグレード5.5、5.5、5.6、5.7の4ピッチを2組4人、つるべで登った。

夜は川原でBBQ&キャンプ。


2日目は午前中、南壁の5.8を2本やって終了、ひとっぷろ浴びて帰京した。

200913Sun_奥多摩・シダクラ沢

午後から雨予報のこの日、午前中に下山できる沢に行ってみた。

奥多摩駅からバスで惣岳BSへ。むかし道に降り、シダクラ橋を渡るとすぐに入渓できる。



ロープは全く出番がない。



意外と明るい沢だ。


植林帯を抜けるといい雰囲気に。



ヒキガエルが悠然としているのは毒を持っているからか…?
(毒腺を排除して食べても肉が苦いらしい)

カンボジアでちょいちょいカエルを食っていた身としてはどうしても食材として見てしまう。



短い沢なので、軽~くいきたいときや、縦走なんかと組み合わせると良いかも。


サス沢山からは奥多摩湖の眺望。


戻った奥多摩駅ではやっぱりクラフトビール。平日にばかり来ていたので知らなかったが、土日は結構前から開店してたらしい。