もう何度も来ている奥多摩、でも知らないところはまだまだいっぱいあるらしい。今回は馬頭刈尾根のつづら岩へ。そそり立つ岩壁を見上げる、
・・・ こんなとこ無理に登らなくったっていいじゃん ・・・
“しかし、こんなトコ登っちゃう奇特な人も居るんだ”・・ と、その壁を仰いでいると、「すごく簡単なトコちょっとだけやってみようか」 という悪魔のお誘いにまんまと乗ってしまい、岩をとりあえず掴んでみる。
“おお、なるほどこうやって登っていくのか” などど無邪気に一瞬楽しんだ自分が恨めしい。行きはヨイヨイ、というか、引っ込みがつかないというか、ともかく気付けば岩壁の中腹にへばり付いている自分が居る。木登りをして下りられなくなった子供と全くおんなじ。
ともあれ経験者のアドバイスに全霊を委ね、半分悟りを開いてちょっとずつ四肢を動かしてゆくと、“絶対ムリ!”ということも出来てしまうから人間のやることはワカラナイ。
ビビるとこんなにマジメになってしまう自分がカワイくってしょうがない。う~む、始めて車を運転したときもこんな感じだったのだろおなぁ。
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