080920_Tri_バイク&ラン練習




今日はトライアスロンの練習で、多摩から城山湖へバイクで、その後、突然の雨を多摩境のスタバでしのいで本拠地多摩東公園に戻り(いや、かなりズブ濡れになったケド・・・)、ちゃんと30分くらいランニングして終了。

槍穂_(1)_1・2日目_穂高駅~中房~燕~大天井(泊)~常念~蝶~横尾

*) このシリーズは時系列に並べてあります。




2008年9月、北アルプス南部の縦走。1泊目の穂高駅を朝発って最初は燕岳へ







1日目は大天井岳で山小屋泊、2日目早朝、常念岳へ向けて出発








前日までガスりがちだったが、ようやく姿を現した槍穂連峰。







常念岳。北から







常念岳。南から。山頂はガスってた。







蝶が岳山頂から槍穂方面。この日は新しくなった横尾山荘で2泊目(山中は1泊目)。

槍穂_(2)_3日目_横尾~槍沢~東鎌尾根~槍ヶ岳




3日目、槍沢から、槍ヶ岳。







いつかは登ってみたい前穂北尾根の恐ろしいギザギザがはっきり見える。








やっぱり、槍。







槍の穂先へ。
3泊目となる槍ヶ岳山荘と、笠ヶ岳。








槍の穂先から見た、白馬岳(遠景)。








裏銀座、薬師、立山方面。








前日登った常念の向こうに松本市が見える。







穂先で知り合ったN君とビールとワインで一献。







その内この5人でバカみたいに飲んだ。(皆そこで出会った人)







4日目、浅間山に登る日の出。左の槍に、その左の小槍が見える。







黎明の八ヶ岳、富士山、南アルプス(北岳)(左から)。

槍穂_(3)_4日目_槍~大キレット~北穂~涸沢岳~穂高岳山荘




4日目朝、槍の影を映す笠ヶ岳を右手に見ながら出発。







今日は、昨日のノンベエ2(of5)人と同行、この日も富士山と南アがはっきり見えるほどの好天。







いよいよ、大キレット。この縦走最初の難関。







見上げるような岩を登る、通称"飛騨泣き"。マジでちょっと泣きそうになった。







大キレット踏破、はあ… 振り返る。







北穂高山荘で、休憩。安堵と達成感のビールを飲むSさん。俺はオトナシくラーメンだけ。







北穂~涸沢岳間は、大キレットと同じくらい危険。
Sさん、「目が覚めましたワ」







ロープが無いと行けない前穂北尾根と、涸沢カール。







涸沢岳まで来れば、後は本日の宿泊地穂高岳山荘は目の前。
奥は明日登る奥穂高岳、穂高の主峰。






気を張り詰めた4日目を無事に終え、常念を眺めながら幸福のビール(この日も随分飲みましたワ)。命がけと言ったら大袈裟だけど、リスクの後のビールはしみじみ身体に浸みこむネ、ほんとに

槍穂_(4)_5日目_奥穂~ジャンダルム~西穂~わさび平小屋




穂高岳山荘から奥穂へは、30分の登り。






前穂越しに、南ア、富士山が今日もはっきり見える。今日も申し訳ないほどの好天。どっちを見てもいい眺め。







一瞬緩んだ気を引き締め、いきなりナイフリッジを下る(超冷汗)。 振り返ると続々と下りて来る。皆物好きだわ。この先、ロバの耳、ジャンダルムと続くが、気持ちにゆとりが無かったらしく、写真がほとんど残ってない(汗)。





ジャンダルムを強引に直登し(良識あるオトナは信州側に巻いて南斜面を登りましょう。)、一息(ちょっと涙目)。槍ヶ岳方面を眺める。立山、白馬がまだはっきり見える。





南望、西穂、焼岳、乗鞍、御嶽山。






天狗のコルで、一息つく。この後左の壁を直登する。






赤石岳、間ノ岳は浮石が多く、非常に危険。滑落事故が大変多い。このシーズンも奥穂~西穂間で死亡事故が4件ほどあった。






嫌というほど、アップダウンが続く。
滑落の際、岐阜のヘリは無料(長野は有料)なので、落ちるなら飛騨側へ、という冗談を良く聞くが、得てして飛騨側の方が痛そうだ。(右が飛騨側、痛いじゃ済まないと思うけど。)





西穂山頂。深~い安堵のため息。ここまで来れば一安心。






高度もだいぶ下がり、緊張感が緩む。空気も甘い感じになる。上高地がはっきり見えてくると後はゆっくり下りて行くだけ。






独標から振り返る。奥へ行くにつれ、高く、険しく、灰色になって行く、不気味な感じ。あー、無事でよかった。






西穂山荘までのだらだら下りも疲れた体には結構辛い。山荘では後から下りてくる今日の戦友たちを眺めながら勝利のビール! この後、ロープウェイで新穂高温泉に下り、そこで泊まるつもりがまさかの休館。2日同行してくれたSさんと別れ、疲れた体を引きずってわさび平小屋まで行った。従業員曰く、 「奥穂から一日で来た人、初めて見ました!」

槍穂_(5)_6・7日目_わさび平~鏡平~笠~クリヤ~槍見~焼~松本、東京



5泊目のわさび平小屋を例によって一番最後に出て(6時起床だと大抵もう部屋はカラッポ)、とりあえず、鏡平へ、うほっ、その名のとおり。

昨日まで苦労して渡った稜線を眺める。




弓折岳の稜線に出る。9月じゃ花はリンドウくらい。






槍穂縦走時はずっと笠ヶ岳を右手に見たが、今度は槍穂を左手に見ながら縦走する。写真は大キレット~西穂。 この日の笠ヶ岳はガスってた。







フテ寝して、翌朝、槍穂の稜線をシルエットに息を飲むような美しい朝
焼け。







7日目出発!と、やっと念願の雷鳥さんにご対面!が、朝焼けも雷鳥も天気が荒れる前兆らしく、この直後から雨。


雨のため笠ヶ岳~焼岳の長~い道のりで、写真いっこもナシ。



ちょっと雨足の弱まった焼岳山頂でパシャリ。中ノ湯に下りて、北ア初めての人とは思えない大縦走は、無事終了。この後坂巻で湯に浸り、バスで新島々、松電で松本、あずさで帰京した。

槍穂_(6)_北アルプス南部縦走のまとめ


槍穂に行こうかと考えたとき、天気予報ははっきり言って悪かった。このとき、日本アルプス登山はハズレ年と言われていた。そういう状況で槍穂行きを決めた理由は、実はよく分からない。金曜出発予定だったが、実際は土曜も仕事し、夕方八王子発のあずさに乗車、しっかりした雨の穂高駅着は23時頃だった。
翌朝、なんとか雨は上がっていた。登山口(中房温泉)行きのバス停に佇んでいると、タクシーの運ちゃん 「日曜はそのバスねえぞ?」 やはり俺もマジメに考えてなかった。と、言うか、土曜登山開始でしか考えていなかったのだと思う。
中房温泉着は7時くらい。ここから、長い山行が始まる。2008/09/07の朝。

以下、概要。

0907: 7~8時山行出発、中房温泉~燕岳~大天井(常念まで行こうと思ったが濃いガスで断念)、15時くらいから同宿のオヤジと飲み始める。大天荘はサービス良くない。次は大天井ヒュッテを試そうと思う。

0908: この山行唯一の5時台出発で、常念、蝶経由、横尾山荘へ。常念~蝶槍までは低山の雰囲気でアルプス山行っぽくない感じはした。それ以外は槍穂の眺望良い。蝶ヶ岳ヒュッテは評判もいいので泊まりたかったが、まだ時間があったので、新築の横尾山荘へ。風呂に入れて、ご満悦。湯上り、気持ちよく梓川ほとりで缶ビール堪能。

0909: ログのとおり。槍沢~坊主ノ岩~東鎌尾根~槍ヶ岳山頂(穂先)経由、槍ヶ岳山荘泊。これが一番楽だったかな?

0910: ~大キレット~北穂~涸沢岳~穂高岳山荘。大キレットに必要以上にビビる人は多いが、実際そんなでもない。

0911: ~奥穂~ナイフリッジ~ロバの耳~ジャンダルム~天狗の頭~間ノ岳~西穂~西穂山荘~(ロープウェイ)~新穂高温泉~わさび平小屋(風呂)泊。 奥穂~西穂は、天候次第ではかなり危険。

0912: ~小池新道~鏡平~弓折~抜戸~笠ヶ岳山荘 0913: ~笠ヶ岳山頂~クリヤ谷~槍見温泉~焼岳~中ノ湯。~(バス)~坂巻温泉~(バス、電車)~帰京