191125-1202_Lahore

パキスタン、ラホールにやってきた。


ムガール帝国時代から続く大都市である。

ここまでは水道局にもらった動画からの写真

ここでは、下水路や雨水排水路を対象とした調査を行う。


残念ながらプライベートな写真を撮ることが難しい。カタい仕事で行くと自由にぶらぶらする許可も時間も与えられないし。


 招待された食事が唯一の思い出か…?


次はイスラマバードの近く、ハリプールへ…

191125-1224_Pakistan

初めてのパキスタン。


191116Sat-17Sun_勘七の沢&セルフレスキュー

丹沢にやってきた。なんとこの時期に沢である。この日の最低気温(小田原)は今期最低の5.7℃である。寒いに決まっているのである。

鍋割山の登山道が横切る勘七の沢を遡行する。日和は朗らかで、意外と暖かい。…気がする。


F-1の一歩目がちょっとした核心だったらしい。が4人4様で色んな登り方ができる。この沢全体的にそんな感じだった。


次々と現れる小滝が楽しい。


そうこうしている内に沢に差し込む日差しが暖かく、気のせいではなく暖かい。最高気温は18.7℃まで上昇したようだ。




さすがに水を被ると寒いので、しぶきを上げている滝はカッパを着た。が、すぐ脱ぐことになる。

俺なんかビビッて下半身はウェットスーツを着込んで行ったのだが、必要なかった。むしろ詰めで暑かった。


核心はこのF-5。でもフォローだとロープがあるから却って容易に感じた。





その後もゴルジュっぽいとことか色々あり、飽きが来なくていい。




詰めも割と楽で、めっちゃ人通りの多い大倉尾根へ。ちょっと歩いて堀山の家から西の尾根に逸れ、入渓した二俣へ下山。滝沢園キャンプ場でテン泊した。




翌日は近くの岩場でセルフレスキュー講習。


これは使える!と思った負傷者担ぎの技。


早く誰かケガしないかなぁ、などと思ってはイケナイ。

191103Sun_八海山は山だった。

“八海山”とググってみると、とりあえず酒のページがヒットする。俺も実在の山だとは長いこと知らなかった。


阿寺山を経て2日間の縦走のはずが、2日目の天候が怪しいので八海山だけの日帰りということにした。6時に都内を車で出発、関越経由でロープウェイ乗り場へ。


わりとすぐに乗れて、山頂駅から9:30には歩き始めることができた。

八海山という名のピークは無いようで、八つ峰というアップダウンがメインらしい。


歩き始めはなだらかで、ロープウェイの恩恵を感じる。


が、その内ピークが出てくる。これが8個あるわけだ。


 これらのピークは鎖完備。鎖なしでも登れるところが多いが、その内面倒くさくなって依存するようになった。




特に下りはめっちゃ鎖に頼り切る。



途中、裏越後三山が見えた。荒沢岳は稜線の向こうにちょっとだけ。


 律儀に8つのピークを越えると割とあっさり終わる。鎖場で待つのは嫌だなぁ、と思っていたが余り待つ場面は無かった。噂によると朝イチの方が混むという。


復路はトラバース道を戻ったが、こいつもナカナカ気が抜けなかった。


ロープウェイに戻ると長蛇の列ができており、目算で30分ほど待ちそうな感じだったので管理道を下った。最終便(17:00)に間に合うか分からなかったこともあり、往復券を買わなくて正解だった。


山頂駅から1時間強で下山すると16:30、所要7時間。東京から日帰りできることが分かった。 やや結果論気味だが...


帰京できる時間ではあるが、それなりに疲れたし馴染みの温泉宿へ。


翌日はやはり降ったりやんだりの微妙~な天気。


なので三国川(さぐりがわ)ダム周辺で、


昼までキノコ採りした。


せっかくだから、と酒屋に寄って帰ったのだが、みな“巻機”とか“吉乃川”とかを選び、なぜか誰も八海山を買わなかった。 せっかく...?

コサギはつらいよ ~ 野川で見たトリの人情

未曽有の被害をもたらした台風19号が過ぎ去って3週間、ミャンマーから帰国した俺は早速多摩川の様子を見に行った。

帰り道、野川沿いを歩いていたら、こんな場面に出くわした。


そこには段差を跳躍して越そうとする魚を狙う、アオサギとコサギ、それとは別に藻類を探すカルガモが居た。


カルガモは下流のへ移動を決めて流されていくと、アオサギの邪魔になると思ったのかコースを変えて避けて行った。

鮎釣りの人を避けるカヤッカーの心境にとても似ている。


そうこうしていると、右岸よりにいたコサギが魚をゲット。


それを見ていたアオサギ、その場所をよこせとばかりに移動。


大柄なアオサギが苦手なのか、コサギはトボトボと自らの漁場を去る。


が、未練があるらしく、じわじわと元の漁場に近づいてゆく。この距離ならまあいいか、とアオサギも何も言わずにいた。


トリもいろいろ大変だなぁ と思った。


そんな人情豊かな都下の小川を秋の西陽がつつんでゆく。