160425-524_Sri Lanka in Wet Season

今回、一か月の滞在期間中、ある日突然気候が変わった。

暑い晴天の日々、にわか雨が多くなってきたな、と思っていたら、急な豪雨が始まり、丸2日間続いた。雨季の到来である。

アパートのテラスから before / after

このままずっと晴れないのかと心配したが、止んで青空が見えるときもある。しかし色々な国で乾季・雨季を体験したが、この地域の雨季は特に雨が強いと思った。(日本でもニュースになったようだが、今年は特に多いそうだ)

しかし悪いことばかりではない。明らかに涼しくなった。例えば散歩をするのに、乾季は日の出前に済ませていたが、今は早起きしなくても良くなった。

我々の滞在しているMt Laviniaはビーチに近接しており、俺のアパートは海まで徒歩2分。今も開け放した窓から波と風に揺れるヤシの葉の音、鳥の声が聞こえる。


目をさまして階下に降り、守衛のオジサンに挨拶して線路を渡ると、ビーチはすぐそこだ。


左手はすぐにHotel Mt Laviniaの半島で行き止まりなので、右に進む。遠くにコロンボのビル街が見える。ここはコロンボからちょっと離れた、落ち着いた郊外である。


毎朝、裸足で歩くのが気持ちいい。


ここいらは海の家的なバーやレストランが多く、雨の無い夕刻はここで過ごすことが多い。


仕事が早く終わった日はジョギングし、火照った体のまま海に飛び込む。上がって馴染みの店でビールを飲みながら夕陽を楽しむ。(お金はジップロックで持って行く)

それから、雨季に入っていい風が吹き、外でボーっとしていても蚊に食われることがほとんどなくなった。


この週末、満月のポヤ・デーにコロンボに祭りを見に行った。


人々は寺院にお参りに行ったり、品評会のように並んだランタンを眺めたり、


行列を作って施しを受けたりしている。

少し分けてもらったが美味しいカレーだった

装飾など、キレイかスゴイか、ということはひとえに言えないが、


なにやら派手にお祝いしたいんだな、という気持ちは分かった。


雨季の豪雨は突然始まり、物凄い。今この祭りの中、嵐が来たらどうなるのか意地悪な期待をしていたが何も起こらなかった。

160422Fri-24Sun_会津駒~燧~尾瀬沼

前からやりたかった会津駒ヶ岳から尾瀬方面への縦走。

しかし会津駒はシーズン中テントが張れず、強制小屋泊まり、さらに予約必須、というのが障害となりナカナカ実現しなかった。ならば駒の小屋が開く連休前に行くしかない。


4月22日11時過ぎ、駒ヶ岳登山口から時折パラつく霧雨の中を延々と登る。稜線手前では完全に視界は無くなり、コンパス頼りに進んだ。


登ること四時間、結局小屋にはオープン準備で人がいたがテン泊にも理解があった。寝る準備をしていると、 突然天候が回復。

オッ !? 晴れた?
右上は小屋

ウソのような霧散、嬉しい眺望。


思わず外で乾杯、重かったビールがうまい!

今回はT師匠と2人のパーティー

陽も出て来たのでバーナーを持ち出して稜線上で宴会、熱燗が身に染みる。

左は会津駒山頂

燃えるような夕陽が裏越後に沈む。


静寂の月夜、二つのソロテント間をタープで囲う。ヤドカリのように半身を突き出し、二次会。


2日目、昨晩少々飲み過ぎて6:30起床、7:30行動開始。とりあえず会津駒に登ってみる。

これから向かう燧(左)、右奥は至仏山。

駒ヶ岳の南直下は東側が(雪庇は無いが)切れていたので、ピッケルを使って慎重に進む。


それ以外は何処でもビバークできるような緩斜な尾根。 好天で暑い、腕をまくり休憩は日陰で。燧が徐々に近づき、巨大に。


売店が開店した文明の御池に一旦下り、コーラをガブ飲みし、ビール等を補給。見上げるような燧にビビり、少しでも、と1時間ほど先へ進む。この日の行動時間は7時間弱。

2泊目の幕営、御池で採ったフキノトウをつまみに。

3日目、6:30行動開始。激しい登りに曇り空が却って嬉しい。


徐々に高度を上げると、歩いて来た会津駒からの稜線がくっきりと。

軌跡を眺めるのも縦走の醍醐味

2.5時間後、大きく見えた山だったが意外とアッサリ俎嵓(まないたぐら)なるピークへ。面倒に感じたが、双耳峰なので一応もう一つの柴安嵓(しばやすぐら)へ。こちらの方が尾瀬ヶ原と外輪の山々を見渡すのに良いし、燧の頂上はこちらのようだ。

奥は至仏山

後は尾瀬沼方面へ下るだけ。緩斜面を選び、オンダシ沢と長英新道の間を降りたが当然時間はかかった。次回は是非ナデッ窪を急下降してみたい。


尾瀬沼北岸に出て、時計回りに辿る。こういう木道が中途半端に埋もれているとヒジョーに怖い。


長蔵小屋まで行動時間6時間。更に2時間歩いて大清水BSへ下山。15:05のバスでJR沼田駅へ。


ヘイズル沢の詰め、小淵沢の詰めで眺めた燧岳。やっと登ることができた。

160420Wed_高尾の穴場尾根

週明けの渡航準備がとても間に合わないので平日に休みを取った。

が、天気が良いと家にいられない。少しだけでも外に出たい。

ぼんやり近場の地図を眺めると、なんと高尾に破線ルートがある。まさかのバリエーションか !?


と意気込んで行ってみたら明確な登山道だったのだが、人は少なく静かで良かった。

高尾山域のメインパートは、今や平日でも賑わっている。小仏行のバスは2台体制で、しかも超満員だった。

160415Fri-16Sat_矢岳~タワ尾根

秩父鉄道・武州中川駅から矢岳へ向かった。

平日という事もあり、すれ違ったのは一人だけ。地図読みのつもりで行ったが、トレースは結構しっかりついている。


久々の登山でバテバテになりながらも、6時間ほどで長沢背稜へ出る。

相変わらず平和な道

酉谷小屋も、相変わらずキレイだ。

 この季節は水はしっかりと出ている。
思わぬ陽気にビールを冷やす。

富士や石尾根を眺めながら、この解放感。

春だなぁ


晩酌をしているとオジサンが一人やって来て、豪快なイビキをたてる。

せっかくの静寂が台無しなので、結局また稜線の反対側へ移動。

ツェルト泊

2日目はのんびりタワ尾根を下る。意外と人気があるのか、何組ものパーティーとすれ違う。結構踏まれていて赤テープもあるし、地形的に間違えそうな所はロープも張ってある。

天平(デンデエロ)を彷彿とさせる和み系尾根。
(険しいところもあるが・・ )

途中、「ウトウの頭」なるピークを経て、


日原鍾乳洞に下った。11時台のバスで奥多摩駅へ移動し、終了。

日帰りできたなぁ。。