220925Sun-30Fri_中国地方ハイキング- 後編

5日目木曜日は、蒜山(ひるぜん)高原へ。


ふわとろ甘いアケビが... こんなに実っているのを見たことがない。

おかげでスゲー道草くった

登山口まで1時間も掛かり、ようやく上蒜山へ向かう。


リンドウ満開、秋ですなぁ。


お、大山(だいせん)が見える。


上蒜山から中蒜山へ。奥は下蒜山。


蒜山高原と、奥に中国山地。瀬戸内海を越えて四国の剣山まで見えた。


麓の道の駅を基点にぐるっと。拠点は岡山県(北側は鳥取)。


温泉で汗を流し、大山寺方面へ。2つあるキャンプ場が何故か両方とも改修工事中だったので、ナショナルパークセンター駐車場で車中泊。


翌朝、夏山登山道を歩いていくと島根半島・中海が良く見える。昨夜の夜景は米子市だったか。


荒々しい北壁。だが蒜山からの移動中に見えた南壁はもっと迫力あった。「ナンだありゃ!?」って思ったもんな。


弥山到着。本当のピークの剣ヶ峰方面。崩壊のため登山禁止となっている。


山頂避難小屋をのぞいてみると、ビールまで売っている。避難小屋の定義がよく分からない。


帰りの飛行機まで時間があるので、元谷方面へ下る。

サラシナショウマ

下山後、さてフロ行くかと思ったらナショナルパークセンターにコインシャワーがあったのでこれを利用。助かるナー。


高速道路を使って空港へ。16時台のフライトに余裕で間に合った。

帰り道の展望駐車場から

あまり馴染みのない土地への来訪だったが、人も緑もやさしく明るくお陰で楽しい旅になった。島根に遊びに来たつもりだったが、気付けば広島、岡山、鳥取にまたがって移動していた。

220925Sun-30Fri_中国地方ハイキング- 前編

先日和名倉に行った結果、まだ体が山に慣れてないな、と思ったのでいくつか日帰りハイキングすることにした。

連休最終の日曜日、久々の羽田空港から出雲へ飛んだ。


出雲大社参拝後、“神在月”の儀式などが行われる稲佐の浜へ出ると、三瓶(さんべ)山が見えた。


駅前のホテルで一泊。翌朝レンタカーで三瓶山へ。


今はススキ原ののどかな様相を呈するこの山は、かつて出雲地方の地形を改変した大噴火を起こした。宍道湖を作ったのもこの火山である。


きれいな山頂避難小屋。水・トイレはないが。


ピークの男三瓶(おさんべ)から肩のピークである女三瓶(めさんべ)へ。


女三瓶から男三瓶を振り返る。


キアゲハひらひら。暖かく心地よい日だった。



キバナアキギリがいっぱい。


姫逃沼へ下山。


たった3時間ちょいでこんな楽しめる山というのもなかなか無い。


翌火曜日は天気がイマイチだったので観光に専念。

水曜日に行ったのはイザナミノミコト伝説の比婆山。島根県境付近なのだが登山口は広島だった。


うっかり松江の天気しかチェックしていなかったらこの日はガスガスだった。


普段は景色の良い山なのだろう。

吾妻山山頂で

まあピーカンで神話の山ってのも雰囲気出ないが...

眺望は悪かったのだが、鳥がたくさんいてそれなりに楽しかった。普段見かけない鮮やかな色彩の鳥が乱舞しており、後で調べたら特定外来生物に指定されている(orz)ソウシチョウ(相思鳥)だった。

下山後、2時間ほどで歩ける“道後山”というのが近くにあるので車で移動するもこちらもガスっていたので諦め、登山口近くの温泉に入って終了。

220916-17_和名倉山

なんだかんだ未だ行っていない和名倉に行ってきた。


静かな山行になったので登場キャラを全部示してみた(↑)。

奥多摩の氷川キャンプ場に前泊、バス(7:00→7:38)でお祭BSからスタート。丹波山方面への道路が崩壊していてサヲラ峠へ直接上がるルートは使えない。

初日は、久々の天平(でんでえろ)経由で将監小屋へ。テン場には誰もいない...


二日目、山ノ神土(かんど)から仙波方面に入る。と、いきなり笹薮となるが漕ぐほどではない。ただ朝露で濡れているのでカッパを履いた。

大菩薩&富士方面を振り返る。

だんだん風景が変わってくる。


東仙波から国師岳方面。雲がかかっているのは唐松尾。


ダケカンバの疎林が独特の雰囲気を醸している。


土曜の午前だからかハイカーは2組3人だけ。たった一泊の山行だが深山に来たような気分を味わえる。


明るく静かな林の中を歩くのは楽しい。


和名倉頂上に行ってみると... 眺望なし。


さて和名倉といえば道迷い遭難の話を何度も聞いたことがある。俺自身、井戸沢遡行の帰りに仙波尾根で一寸先も見えないような藪漕ぎをしたことがあり、それなりの覚悟で来た。

そのはずの秩父湖方面への下りだが、ほぼマトモな登山道が続く。確かに分かりづらい所も無いではなかったが、特に迷いやすさを強調するような道ではない。コンパスは要るが地形図はほとんど出番がない。


逆に不審に思い、全体地図を見てみると他にも色々な尾根がある。きっと遭難話は他の尾根に関するものなのだろう。

速足で秩父湖BSに降りると時間通りに来たバスに乗れた。

いやぁ、気軽に行ける深山という感じでとても満足。

Euro Ride - Summary

【行先】
運よく(?)、とある国の仕事が延期になったため、夏季に休めそうだ。アメリカ・カナダ方面は計画に時間がかかるから、まずはヨーロッパを考える。COVID-19関連の制約も緩いことを確認、即決。

【ルート】
これまで4度の欧州訪問はトレッキングルートが中心だったため、おのずと予定は固まりやすかった。一方、自転車旅行となるとルートは基本的に無限、絞ってもEuro Veloくらいはありそうだ。しかし、各々のルートの詳細をググっても包括的な情報は少ない。

そもそも、5月中であれば大幅なサーチャージ値上げを回避できる、というだけの理由で飛行機のチケットを取りたかっただけで確固たる計画はない。とあるブログにより “Cicerone” (登山用に何度か使用したことがあるガイド本)がサイクリング用にもあることを知り、面倒くさいのでこの中にある一つを選び、それがライン川沿いのルートだった。ついでに未踏の国デンマークを足して、スイス(ZRH) IN=デンマーク(CPH) OUTのチケットを買った。

【日程】
結局トータル6週間、うち3週間ドイツで過ごした。詳細は以下の通り。

Symbol (■ hotel, △ camping, CH Swiss, DE Deutschland, FR France, NL Netherland, DK Denmark)
Year-2022
XX 0727_ -2 Narita-(flight)
CH 0728_ -1 -Dubai-(flight)-ZRH airport-(ride)-12.8K(trip), 12.8K(total)-Zurich ■38CHF
CH 0729_00 (Zurich)■38CHF
CH 0730_01 ZRH-(train)33CHF-Konstanz -(ride)-51.2K, 64K-Schaffhausen △25.15CHF
DE 0731_02 -53K, 117K-Waldshut △19EUR
CH 0801_03 -55.5K, 172.5K-Kaiseraugst △12CHF
DE 0802_04 -Basel-53.7K, 226.3K-Bodenweiler △10.2EUR
DE 0803_05 -46.3K, 275.3K-Freiburg △21EUR
DE 0804_06 (Freiburg)△21EUR
FR 0805_07 -(bus)-Strasbourg■35EUR
FR 0806_08 -66K, 354.8K-Les Bords △10EUR
DE 0807_09 -66.5K, 421.3K-Freyersee △13EUR
DE 0808_10 -Mauer-51K, 472.3K-Neckargemund△10.4EUR
DE 0809_11 -Heidelberg-7.3K, 479.7K-(train)-Frankfurt ■17EUR
DE 0810_12 -(Frankfurt)■17EUR
DE 0811_13 -(train)-Mainz-48K, 529.5K-Marienort△15EUR
DE 0812_14 -64.5K, 594.0K-Koblenz△21EUR
DE 0813_15 -(train)-Bonn-33.8K, 631.9K-Rodenkirchen△14.18EUR
DE 0814_16 -Koln-47.2K, 679.1K-Monheim△14EUR
DE 0815_17 -Dusseldorf-(train)-Wesel-54K, 733.1K-Wisselsee△21EUR
NL 0816_18 -87.8K, 820.9K-Jan's home△0EUR
NL 0817_19 -farm-52.4K, 873.2K-Wijk△12EUR
NL 0818_20 (Wijk)△12EUR
NL 0819_21 -58.1K, 940.7K-Nievw-Lekkerland△16.36EUR
NL 0820_22 -Kinderdijk-Rotterdam-59.5K, 1,000K-End of Rhein
-4K, 4K-Hoek van Holland△20.75EUR
NL 0821_23 -25K -Denn Haag-(train)-Amsterdam-16.8K-■21.9EUR
NL 0822_24 -10K-(train)-Groningen-35.8K, 92.3K-△15EUR
DE 0823_25 -45K, 135.1K-(train)-Hamburg■23.5EUR
DE 0824_26 (Hamburg) ■23.5EUR
DE 0825_27 -(train)-Berlin■31.23EUR
DE 0826_28 -(train)-Potsdam-(train)-12K-Berlin△14.5EUR
DE 0827_29 (Berlin)△14.5EUR
DE 0828_30 -76K, 216.9K-Ziegelei△11EUR
DE 0829_31 -63.6K, 280.5K-Wesenberg△12EUR
DE 0830_32 -70.5K, 351K-Waren△14EUR
DE 0831_33 (Waren)△14EUR
DE 0901_34 -91.9K, 443K-Schwaan△10.5EUR
DK 0902_35 -(ferry to Denmark)14.5EUR-58.9K, 501.9K-Nykobing△135DKK
DK 0903_36 -(ferry)55DKK-70.0K, 571.9K-Monbroen△123DKK
DK 0904_37 -65.8K, 637.7K-Stroby△150DKK
DK 0905_38 -60.8K, 698.5K-Copenhagen■195DKK
XX 0906_+1 -10.7K, 709.2K-CPH airport-(fright)-DXB
JP 0907_+2 -(fright)-NRT

ER-II-3 Lake District to Copenhagen

 8/28、残り9日。ベルリンを発ち、再びペダルを踏む。気持ちよく晴れた空の下、こんな遠くまで来た理由を思い出す。そう、これよコレ...。

ライン川沿いはサイクリストが多すぎたからあまりなかったが、ここでは人々の挨拶が嬉しい。ヨーロッパの田舎はいい。そういえば2016年以来、ヨーロッパ訪問ではどこも山間部だったから、挨拶するのが当たり前だった。今回は人が多いところを旅していてちょっと忘れていた。


ベルリンからの北上ルートはどうしようかと考えたとき、"Radfernweg (Rong cycle route) Berlin - Kopenhagen" というのがあることを知った。俺のためにあるようなルートではないか。


ブランデンブルク北部からメクレンブルクにかけては湖沼地帯となっており、大小様々な湖や川に沿って走ることになる。

キャンプ場でシャワーの後、水辺で憩うのは最高。唸るほどビールがうまい...

とあるキャンプ場では再び "The 1st Japanese" として歓迎され、夕方の釣りクルーズ船に乗せてくれた。スタッフの一人は日本のラーメンが大好きだという。

やはりドイツ人、ビールを飲みながら

釣果は無かったがホロ酔いで眺める景色は素晴らしかった

ライド中の景色も楽しい。北海道と似ているような違うような...。


CPHまで600km、道はまだまだ続く

Waren(ヴァーレン)到着。


ここも美しい湖畔沿いに佇む街だ。



居心地よく、連泊してしまった。



そういえばベルリンで降った雨が最後になった。気温18-26℃くらいの超快適な日々が続く。大抵朝は快晴で、午後から雲が出てくる。



ドイツのサイクリング&キャンプは最後まで良かった。


9/2、帰国まで残り4日、バルト海を渡るフェリーに乗船。そんな小さなバイクで何キロ走れるんだ?などと声を掛けられる。ヨーロッパではミニベロは珍しい。街中でも余り見かけない。


3週間を過ごしたドイツを後にする。


2時間後、デンマーク上陸。


煉瓦ゴシック様式の教会が特徴的だ。



ドイツの湖沼地帯とは逆に、バルト海に浮かぶ島々を渡っていくことになる。



空はもう秋っぽい。


ドイツ湖沼地帯では朝露でテントが濡れたが、デンマークに渡るとカラっとしていて再びフライが要らなくなった。


とあるキャンプ場ではスウェーデンやフィンランドで見かけたシェルターがあり、懐かしくて使ってみた。


窓枠からの眺めがシネマスコープのようだ。


夕方は涼しく、長袖フリースを着ていた。


最後のキャンプ場を出発したとき、湾を隔てたはるか向こうにコペンハーゲンのスカイラインが小さく見えた。あんな遠くに半日で行けるのか?


それでもペダルを踏むこと4時間、60km。コペンハーゲン到着。


伝統建築の市庁舎や城、


要塞跡、


街並みなどを眺めながら、


この旅、最後の風景を記憶に収めた。