150725Sat-26Sun_ヘイズル沢&至仏山

奈良俣ダム沿いの林道を歩くこと2時間、ヘイズル沢へやって来た。


ヘンな名前だが、由来は“へつる”から来ているらしい。

こういう取りつき方を「ヘツる」という

登れる小滝が多く、なかなか楽しい。


この滝もキレイで見事だったが、釣りをする時間が無くなりそうなので右岸を高巻いた。


その他、ロープを出した大きな滝はこれくらいだったかなぁ。


これより先は魚は出ない、と聞いていた二俣の釜で竿を振ってみる。

Mr.つりし、尺超えゲット!

きのこ(ウスヒラタケ)もゲットし、ホクホクしたところで幕営(GL1400m右岸)


今回は7名の大所帯。女性4名はテン泊、男3人はタープやツェルトで寝た。

俺の別宅↑

マキ拾いも終え、くつろぎのひととき。


イワナはKシェフの手でナメロウやムニエルに、小さいのは焼き枯らして炊き込みご飯へ。


2日目、アサイチから大滝。


右岸側から濡れずに登れる。


その後も滝がひょこひょこ現れ、最後まで楽しめる。


詰めも藪漕ぎなし。天気も良くって気持ちい~っ!

背後に笠ヶ岳

せっかくなので、詰め上げた小至仏から至仏山へハイキングした。

尾瀬ヶ原と燧ケ岳。こないだ行った尾瀬沼も見えた。

下山は鳩待峠へ。予約しておいたタクシーで奈良俣ダムに戻った。

最後まで気持ちのいい山行だった。

150719Sun-20Mon_秩父井戸沢

海の日の三連休初日、秩父湖奥の林道で前泊。

ヒグラシの声(カナカナカナカナ・・・)と夕焼け。いいですわねぇ、ニッポンの夏。

翌朝、林道終点から歩くこと2時間、今回やって来たのは秩父・井戸沢。


この沢はとにかく、水量が多い。

沢と言うより、川。


何とか流れに逆らいながらも遡行できたり、


水流を避けられればいいのだが、


ジェット噴射のような滝には全く敵わない。

潔く諦める

そんな時は、高巻くしかない。


そして懸垂下降。


また高巻き、

懸垂下降。

普段なら何でもないようなところも、水流が物凄いので慎重になり、やたらと時間がかかる。


1日目の行動11時間半、大して進まずにビバーク。

焚火でココロとカラダを癒す。

さて、どうなる2日目・・?

ヤッパリ高巻き&懸垂下降を繰り返す。

たまに水線に戻ると、「ああ、沢登りに来たんだっけ」と本来の目的を思い出す。


が、高巻に時間を使いすぎ、あえなくタイムオーバー。左岸の尾根へ抜ける。

途中で見つけたウスヒラタケ

迷路のような笹薮や急登のある仙波尾根を下り、もと来た林道を歩いて車に戻った。


2日目の行動13時間。翌日サスガに筋肉痛に見舞われマシタ・・ (-。-;)

150715Wed_塔ノ岳ボッカ

夏休みを取って、表丹沢・塔ノ岳にやって来た。

今日は登山道の補修資材を運ぶ、ボッカボランティアである。


体力に合わせて、1回20~40kgずつ丸太や石を運び上げる。


この資材を使って、荒廃した登山道を改修する。このヤビツ~塔ノ岳のルートは俺も2回通ったことがあるが、雨の後や冬の霜柱などで、ぐっちゃぐちゃになる。

木で枠を作り、石を敷き詰めて崩壊を防ぐ。

これを7人で3回繰り返すと、下の資材はほぼ無くなった。


下界は炎天で仲間に随分心配されたが、ヤビツから上は涼しいものだった。


普段お世話になっている登山道に少しでも貢献できて良かったヨカッタ。