しかし今回は少し落ち着いて、乾期で好天が続くので近場の山でハイキングしてみた。
カトマンズでは5件のホテルを転々とし、今は眺めの良い角部屋のあるホテルに落ち着いている。
そこから毎日眺めているこの山はJamachoという。
野生動物の保護区で国立公園指定を受けており、外国人は入山料(1,000Rs/人)と強制ガイド料(1,500Rs/組)が掛かる。途上国ではこういうことは良くある。
植生は日本とかけ離れているという感じでもないのだが、全体的に緑が深い。赤松に似たマツやバラ科(ナシ、ウメの仲間)、ブドウ科(ツタ類)などもあった。
見かけた動物はアッサム猿くらいで、
センザンコウは土を掘り返した跡しか見られなかった(夜行性)。
陽が昇るにつれ、水蒸気が散逸することを願いながら登っていた。途中で見えた山頂付近はまあまあである。
ヒンドゥーの神が祀られておりながらも、仏教のとあるブッダ(ゴータマさんじゃない人)も訪れた、などと良くわからない説明を受けた。
今回ガイドをしてくれたインドラさんと、山頂で売店を営んでいた旦那さん。
1時間半で、山頂へ。
この時期のカトマンズはまだ暖かく(市内の最高気温は20℃弱)、ホコリとカスミでヒマラヤ方面は見られなかった。条件が良いと街中心部のオフィスからでも白く輝く山脈が見られるのだが...
下りも同じ道をゆく。MTBで突っ走ったらアッという間だろうなぁ...
ま、ちょっとした一日を過ごせて良かった。
※実際には奥の山は見てません。