230826Sat-27Sun_大菩薩小室川

小室川にやってきた。




大菩薩山系は、東京から近い。が、遠くまで来たかの様な雰囲気が嬉しい。



そんなに簡単でもないけど、滞るわけでもない滝が面白い。


先行隊員が空身で泳いで突破、後続を引っ張り上げた方が早い場面もあり、リーダー判断が大きく状況に左右する場面も。



初心者向けではないかもしれないが、とても楽しい沢である。



高巻きでロープも使った。



渓相も美しい。





そこそこにアクロバティックな滝もあり、楽しい。







標高1450m付近の二俣付近で、野営。俺は自家用ツェルトで。


夕方から雨で、タープの下で立ち飲み状況が続いたが、何だかそれもそれで楽しかった。



翌朝はまた、好天。大菩薩峠を経て下山。



230824_一切経山

裏磐梯のキャンプ場から早朝移動して、浄土平へ。今日も(歩き出しは)いい天気だ。


キレイでトイレもある酸ケ平避難小屋を過ぎ、一切経(いっさいきょう)山へ向かう。


右手には、吾妻小富士。


なだらかな山頂へ、最後の登り。


頂上の眺めはスゴい。


下の写真、左から朝日連峰月山鳥海山


五色沼と、雲の向こうに蔵王連峰、左奥にはあとひと月で10年前の遡行になる虎毛山も見えた。


西吾妻山と、その向こうには飯豊も。


こないだ火打山に登った時も思ったが、山というものは登れば登るほど景色を見るのが楽しくなり、一つでも多くの山に登りたくなる。

いつまでも眺めていたい気持ちだったが、風も強いし戻ることに。

来た道を戻っているのだが、往路では気付かなかった東吾妻と鎌沼方面の景色もいいな。


今年初めてみたリンドウ

雲海の上の高原を歩いている感じ、こういう所ちょいちょいあるけど、この時は秋田駒ケ岳を思い出した。


鎌沼、駐車場からそんな時間かからない。こういう所は山登りしない人にも楽しんでほしい。


わりと一切経山で満足しちゃったし、東吾妻方面は雲がかかっていたのでそのまま帰ろうかと思ったのだが、ついでに行ってみた。今日はコースタイム短いし。

その ”ついで” が良かった。北アルプスでしか見たことのなかったホシガラスにいっぱい会えた。


これまたついでに、山頂に着くとサッと雲が流れ、いい景色。一切経山を振り返る。奥は蔵王。

西吾妻山も今度行こう

浄土平Pへ下る。正面に吾妻小富士。


一昨日、昨日の山行と比べ、本日は景観的にお腹いっぱいになったのでもう終えてもいいのだが、まだ全然時間があるのでやっぱり気になる吾妻小富士へ。


でもやっぱ寄って良かった。火口も面白いし、一切経山方面の構図がいい。


いや~、ここは楽だし景観はスバらしいし、コスパいいわ~

イチ最強山!!

おまけ忘備録;
この日の下山後、岳温泉で汗を流し、休憩所でPCを開いて作業しているとキャンプ場(あだたらさくらキャンプ場)が併設されているという。この日、帰京しようと思えばできたのだが、少しでも涼しい所に居たくてテンパクしてしまった(おススメするほどのテンバではないが...)。翌日は、宇都宮の“大谷石地下採掘場跡(大谷資料館)”に寄って帰京。

この時14℃、涼し~

230823_磐梯山

安達太良山に続いて、磐梯山へ。


高度を上げていくに従い、またしても雲の中。この時期の低山はこういうのが多いのか?


山頂でちらちら太陽が顔を出すので直ぐに立ち去る気になれず、30分ほど待ったが景色が見られる気配ナシ。

一応、お花畑に寄ってから下山道へ。


麓は感じ良く、ずっと歩きたいような小道。


最後はスキー場に出た。西吾妻山方面も雲の中。


下山後、車を停めたビジターセンターまで、五色沼を散策しながら戻った。去年の5月にここを歩いたときはルリビタキを見たっけ。


東京は今日も体温超えの炎天だろうが、高原の緑の中は身を投げ出したくなるほど快適。


と、歩き終えたら何か計算違いしていたらしく、思っていたより遅い時刻。

温泉に浸る時間も移動する時間も無くなり、急遽以前もお世話になったリゾートインみちのくキャンプ場へ駆け込む。シャワーを浴びてすぐさま作業。

電源も作業台もあるぞ!

結局、夕方になっても磐梯山は顔を出さなかった。