211222-220219_Nepal

スリランカから帰国して22泊日本にいた。前半11泊は隔離期間だった。

後半の自由な時間に5回人と飲み、2回山に行き、2回クラシックコンサートに行くことができた。

年越しは日本に居ないが、いい年末を過ごすことができたと思う。

さて、2021年渡航シリーズ、最後はネパールだ。


半月板 断裂日記-5 リハビリ山行

8/27に受けた手術からもうすぐ4ヶ月。階段昇降などでの感触は上々だ。よっしゃ治った !(^^)!

12/12、満を持して山へ。森と土の空気が帰国を実感させてくれる。


小仏峠から高尾山、3号路を経てリフトで下山。ヨシヨシ、登山もできるぞ。

確信を得た翌々日、12/14。T師匠に付き合ってもらい、奥多摩へ。

かつて最も通り過ぎた山、ダントツNo1であろう湯久保山へ。


どう考えても日帰りのコースだが、俺のリハビリ&忘年会ということで、某避難小屋に宿泊。火曜だし、99%貸し切りだと思っていたが、2名x2組の先客アリ。こりゃ気兼ねなく飲めないな...


と思ったが、2組とも全く同じ趣旨で来ており、深夜まで一緒に...

リーデルのグラスを持ち込むツワモノも…

深夜、爆睡するT師匠をヨソに皆で外に出る。見上げる空のスバルと、大岳のシルエットの向こうに広がる関東平野の夜景がキレイだった。

翌日、御前山山頂へ。



惣岳山手前のコルから下山、水場はちょろちょろ。


境橋BSへ下山。1日目の登山CT3:30のところ6:30かかるという超スロー登山。リハビリとは言えヒドかった。T師匠マジありがとう<(_ _)>

おかげサマで、いいリハビリになりました!


と、言いたいトコだが下山翌日の検診、幹部がかなり腫れており、手術直後にも処方されなかった消炎鎮痛剤を処方された...orz とさ。

211130-1211_今年最後のSelf-quarantine

スリランカを出発し、翌朝成田に到着。気温は-1℃、トロピカルなスリランカでふやけ切った体に冷気が身に染みる。

各種資料の提出、抗原検査、スマホの設定などの手続きで、2時間程度かかって無事入国。(6月帰国時にはほとんど同じ手続きに3時間以上かかっていたから当局も慣れてきたようだ)

専用ハイヤーで移動、以前にもお世話になった中野のウィークリーマンションに入居。また西新宿を眺める生活が始まる。期間はキホン15泊、10日目にPCR検査を自主的に受けて陰性ならば11泊で解放される。


隔離は5回目(うち日本は3回)、今年最後になる予定である。


以前ここに滞在したのは3月、その頃は当局の監視も緩く、一日一回、自動音声の電話がかかってきて健康状態をボタンで回答するだけだった。


今は、GPS機能を用いた位置情報の確認(2回)とビデオ確認(1回)がランダムな時間にスマホに来る。少々厳しくなったようだ。が、前回スリランカから帰国したときの強制ホテル隔離に比べたら楽なものだ。


今年は長い。コロナに翻弄された海外業務は要らん苦労が多かった。そして12月になっても、まだ息を抜くことができない。


【追記】

10日目の朝、隔離先から徒歩圏内の病院(PCR検査予約済み)に行くと、15分でできる核酸増幅法(NEAR)検査を導入したという。受診し、陰性証明を得てアプリにてソッコーで申請したところ、午後になって通知が。


検査費16,500円で4日間の自由を買った。安いものだ。

なお、俺は11/30に入国したのだが、翌12/1からはオミクロン株への対応によりこの短縮措置は停止されているので要注意。

-1130_Sri Lanka

涙が出るほど嬉しいことに、ワクチンパスポート提示でスリランカ入国に係る制限が解除された。隔離が必要なくなったのである。

さて、山も海もあるスリランカ。普段なら遊びに行くところもわりと多い国なのだが、未だ州を跨ぐ移動などに制限があって自由に行動できない。特に外国人は目立つし。



となるとやることは仕事しかない。現場に出ないときは大体オフィスに居ることになる。


スリランカ人はかなりマジメにマスク着用している。フェイスシールドする人も多く、ただでさえ分かりづらい英語がもっと分からない...


ところで、スリランカの職場では大抵酒ビンを見かける。スリランカの人は酒が好きで更に強く、飲んでも全然仕事に影響しない



つーのはモチロン冗談で、飲料水をビンで携行する習慣なのである。水道水を煮沸し、熱いうちに入れるからプラスチックではなくガラス瓶が用いられている。

初めて見たときはそりゃ驚いた。カタ~い役所でも酒瓶があちこちにあるんだから。バスの運転手がグイっとウィスキー瓶をあおったりしているのはもっとすごい光景だ。

オフィスへ通うこの2か月間は、日本に居る時よりリーマンらしかった。単調でブログネタなど何もなく、毎日ちょっとずつ具が変わる150円ランチくらいがせいぜいの変化である。




SNSでやたら自分のメシをあげている人の気持ちが分からなかったが、要はくいもんくらいしか生活上の変化が無いワケね、と納得した。

そんなつまんない生活の中でも、早く帰った日や休日などにアパートの屋上で風に吹かれながら海を眺めるのは本当に気持ちが良かった。日々の視覚の中に水平線があるのはとても幸運だと思う。


ここは同僚と酒を飲んだりもする、唯一の娯楽の場所だ。


ある日、日没後もボ~っとしていると大きな星座が現れた。ハッキリした星座で知らぬはずはないのだが.... と、良く見ると蠍座だった。頭が逆さの、日本では見られない姿勢だったので直ぐに分からなかった。



さて、帰国はいつでも嬉しいものだが、寒いのはヤだなぁ。


花も実もある☆新パスポート

パスポートの残存期間が短くなってきたので切り替えることに。

2008年から使っていたパスポートは10年用だったのだが、ビザのせいでページが足らず、増補し、ブ厚く重くなり薄汚れ、結局9年で切り替えた。渡航が多いと10年も持たないのである。(シリアのスタンプ(アラビア語が目立つ)がたくさんあって色々なところで咎められて嫌気がさしていたという事情もある...)

続く2017年発行のは、反省を踏まえ5年用にした。5年目の2022年を迎えようとしている今、ビザやスタンプのないキレイなページは残り4枚。コロナ影響が無ければちょうど使い切っていたかんじだ。

一方、パスポートの申請と言うのは皆さんご存知のように面倒くさい。また様々な場面で書かされる都合上、俺は旅券番号と発行日を覚えているのだがこれもやり直しになる。

ちょっと悩んで結局今回は10年用にした。特に国外での発行は面倒さが増すからだ。まぁでもまた後悔して次は5年用にするかも知んないが...

ところで今はスリランカに居るのだが、帰国後に日本で作り直すヒマがないので、こっちの日本大使館で申請してみた。

まともなブツがもらえるのかイチマツの不安があったが、さすが品質も治外法権なのか立派なジャパン・クォリティであった。

一安心してパラパラとめくってみて驚いたのが査証ページの美しさだ。なんと背景画に富嶽三十六景が使われているではないか。(旅行者の少なかったであろう2020年に変更されていたらしい)

良く見てみると使用されているのは25作品で、パスポートに登場する順番は富嶽三十六景のそれとは違いバラバラである。とてもきれいなので、ビザやスタンプで汚される前にここに載せておく。

五、 青山圓座枩

二、 江都駿河町三井見世略図

一、 江戸日本橋

六、 隠田の水車

八、 御厩川岸より両國橋夕陽見

十七、凱風快晴

二十六、上總ノ海路

十三、神奈川沖浪裏

二十四、甲州犬目峠

(藍摺の十作品)九、甲州石班澤

二十三、甲州三坂水面

四、礫川雪ノ旦

(藍摺の十作品)八、甲州三嶌越

十、五百らかん寺さざゐどう

十八、山下白雨

七、下目黒

(藍摺の十作品)十、 常州牛掘

(藍摺の十作品)七、信州諏訪湖

十二、隅田川関屋の里

二十、駿州江尻

(藍摺の十作品)五、相州梅澤庄

十五、相州江の嶌

(藍摺の十作品)四、相州七里濵

十六、相州箱根湖水図(左半分のみ)

(藍摺の十作品)三、武州玉川(緊急連絡先の頁)

以上のラインナップであった。超有名どころは押さえつつも結構人気のありそうな作品が抜けてたりしてちょっと不思議。でも割とゴチャっとしたのを除いたのかな、という気もする。

いや~ 才色兼備の日本のパスポート、やはり最強でしょう!

(2021.07.07CNN: 世界のパスポート(旅券)をビザ(査証)なしで渡航できる国や地域の数で比較した「ヘンリーパスポート指数」の最新ランキングが発表され、日本が首位を維持した。発表によると、日本のパスポート保有者がビザなしで渡航可能または到着ビザで入国できるのは193カ国・地域。)