そろそろ雨季、雨は7月のピークに向かって多くなる
定宿のいつもの角部屋にチェックイン。
窓は開けっぱで気持ちいい
翌朝、いつものルーティーンが始まる。近くのカフェで車を待ち、
カトマンズ水道局のオフィスへ。職員へ研修するのが今の主な仕事だ。内容は顧客調査、データ集計、解析、分析、報告など。
終業後、ホテルに戻り、近くのレストランで夕食を注文
ジムで軽く汗を流し、
帰りにレストランでカレーをピックアップ。ホテルに戻り、途中で買った野菜を蒸して一緒に夕食にする。
メニューもルーティーン化しており、月:チキンバターマサラ、火:マッシュルームカレー&ダル・フライ、水:パラックパニール...等
ウィークデーはこの動線から外れることはほぼ無い
ので、週末は意地でもカレーは食わないことにしている
チームメンバーと飲みに行ったり、遊びに行ったり
一人でぶらぶらする方が多いが。
この時期、そよ風心地よいオープンテラスで過ごすことが多い
カトマンズの緯度は奄美大島と同じくらいだが、中心部の標高は1,355 m。足して引いて、東京よりだいぶ涼しい
6月も中旬を過ぎると、徐々に雨季らしくなってくる
突然の雨には屋根のあるリキシャが便利だ。バイクタクシーはずぶ濡れになるからね
そんなカトマンズから刺激を求めて、という訳ではないのだが、郊外のナガルコットへ
中だるみの研修生を合宿所にぶち込んで、集中合宿を行うためだ
標高2,195mのナガルコットは涼しく、
朝散歩すると半袖では寒いくらい。
小学生とすれ違った。こんな通学路も楽しかろ
手を合わせて、ナマステ~
終業後は更に、1時間前後かけて山道を歩いてホテルに戻ったりもできる。一度同行してくれたインターン曰く「仕事帰りにトレッキングしたの初めてです!」
ナガルコットは野鳥が多くて飽きない。カトマンズと違って空気もうまい
ちらほらヒマラヤ山脈も見える
夜もカレー(くらいしかマトモなメニューが無い)
一度、BBQをやったのだが、結局カレーになった
そんな素朴なパーティーでは踊るしかやることがない
5日間の研修を終え、KTMへ下る
週末はホテルを変えて気分転換。今まで歩いた山々を眺める
そういえばKTMでもまだ行っていないところがあるので散歩してみる
雨季でも晴れると暑いので、人は何するでもなく木陰にたむろする
市内の川はキレイではないのだが、子供たちは元気に泳いでいる
この川の上流に行ってみると、屍を焼いていた
ヒンドゥー教にとって川は大事な場所、葬式しようが泳ごうがいいのである
そんなKTMももうしばらく来ない。
ので、一応お別れ会。ネパールでは事あるごとにギョーザ(momoという)が出されるのだが、年配の人に聞いたところこれはやっぱりギョーザで、伝統的なものではないそうだ。
それより、今回のヒットはヤギだった。ヤギは痩せているので肉は固いのかと思ったが羊肉と豚肉の中間のような味で、柔らかくおいしい肉だった。
さて、行きつけの居酒屋に仏像を奉納し、この長い付き合いになった街を去る。