やって来ました、南ベトナム。
10回渡航のシリア、7回のインドネシアに続き、ベトナムは6回目。早くもクサレ縁の気配が濃厚である。
ホーチミン・シティから車で一時間。ビンズン省はベトナム戦争で焼け野原になった地域だが、今はどこまでも続くゴムの木の林が美しい。
ベトナムの代表的な風景は水田である。しかしビンズンでは、どこに行ってもゴム林である。
ベトナムは世界第3位の天然ゴム生産国らしい。
この時期、道端ではよくジャックフルーツが売っている。ジャックフルーツは外見が少しドリアンに似ているが、甘い香り(古くなったときにするあの嫌な臭いではない)も少しドリアンに似ている。ドリアンのいいとこだけを取ったような果物である。
暑い日には、ベトナムのあんみつ「チェ」に手が出る。甘さは控えめ。
これからの乾季の終わり、ベトナムは一年で一番の酷暑期を迎える。