結果的に時間ができたから適当にロンドン観光はしてみたものの、実はココだけは見ておきたい、という場所があった。
グリニッジ標準時、Greenwich Mean Time, (GMT)のグリニッジ天文台。ロンドン郊外の丘の上にある。
子供の頃から良く地球儀を眺めていた。そこに一つあった赤い線。また最近は各国を渡り歩くとき、常に意識しているGMTの基準地。
Yard, footの標準尺もここにある
(“ONE FOOT” はマジで俺の足 - 靴のサイズとぴったりだった)
グリニッジ子午線(経度0度)が、もちろんグリニッジ天文台の場所だと誰もが知っていると思うが、よく考えると精密には天文台という大雑把な建物レベルでは決められようがない。
彼が跨いでいるのが子午線
経度0度は、その測量を開始したこの望遠鏡↓が設置された位置になったそうだ。
緯度は天体観測で割と簡単に分かる。が、子午線と経緯(longitude)は人為的に緻密に決めなければならない。海難事故の多かった時代、座標は極めて重要な指標であったことは容易に想像がつく。さすがスペインの無敵艦隊を破った英国だなぁと思った。(旧海軍の拠点もグリニッジにある)
BBCニュースを見る人にはお馴染みの、あのオープニングの6ポイントのシグナルは、BBCが行った世界最初の時報サービス(ラジオ)を再現しているのだそうだ。(日本では4ポイント。ピ、ピ、ピ、ポーン)
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