南アルプスに行ってきた。
南部から入り、広河原に降りるルートで、雨の停滞も計算に入れて9-10日の予定である。
《1日目》
朝、東京駅から新幹線に乗り、静岡駅発9:50発のバスで畑灘第1ダムへ向う。13:30、湖沿いを歩き出す。ここはまだ標高が低く、暑い。
長い吊橋を渡るといよいよ長い縦走の始まりである。
なかなかスリルのある畑薙大吊橋
始めは沢沿いを進む。10日分以上の食料が重くザックがきしむ。
なんとか明るいうちに到着!
このテン場、何と言っても星がきれいだった。夜、あまり寒くなかったので星空鑑賞して過ごした。学生の頃の記憶が蘇って懐かしい(元カクレ天文部員)。
ここら辺は航路となっているのか飛行機が多く、小さな光が東西をゆっくりと渡っていく。無性に城達也さんのジェットストリーム(大沢たかおじゃダメよ)が聴きたくなりmp3プレーヤーを取り出す。
皆さんも是非、星空を眺めながら聴いてみて下さい。
夏の大三角形と天の川が見事である。さすがは“南”アルプス、さそり座も(全部じゃないけど)見えた。
(ネット上から流用)
この日に限らず毎日のように星空が見えた。流れ星が多いなあ、と思っていたらペルセウス座流星群の時期だったようだ(後から知った)。
《2日目》
朝、富士の向こうから陽が昇る。
テントは張りっぱなし。余計なものは持たずに軽装で出発。昨日と比べるとさすがに身が軽い。
茶臼小屋から稜線はすぐだ。快晴微風、寒くない。ウィンドブレーカーを脱いで半袖で歩き出す。最高の天気。
前方中央、右のピークが光岳
V字の沢を越え、平坦部に辿り着けばもうすぐ光岳頂上付近。
光岳小屋は人気の山荘。ただテントスペースは小さい。
小屋を通り過ぎ、頂上。頂上自体は面白くも何ともない。
更に行くと眺望の良い岩場と、
右の低いのが茶臼、次いで上河内、聖。
羊歯の明るい緑、南アルプスで良く見られる風景。
けっこうアッサリと茶臼に帰還。
【行程】
1日目
畑灘第一ダム 13.30 - 18.30 茶臼小屋
2日目
茶臼小屋 5.30 - 9.00 光岳小屋 - 光石 - 13.15 茶臼小屋