ER-1 Bodensee to Basel (High-Rhein)

チューリッヒに2泊の後、Bodensee(湖)のほとり、Konstanz へ列車で移動、少々の間ドイツに入る。


この流出河川はライン川である。

ラインは6パートに区分され、上流からAlps-, High-, Upper-, Middle-, Lower-, Delta-Rhein とされている。この区間はHigh-Rheinだ。


ここから(ちゃんと行けば)1,100kmあまりでロッテルダムの河口まで到達できるようだ


川というものは大抵、上流の方が風光明媚で変化が多く楽しいものだ。序盤はのんびり時間をかけて進もうと思う。


この自転車専用道は、田園や森林を抜け、村に入り、丘を越えてのびていく。


小さな町では自転車道の区別が無くなるから、チャリを降りて押して通過… てか眺めたいものが多くてむしろゆっくり通りたい。


High-Rhein ではスイスとドイツを縫うように進む。ここはスイスのようだ。



スイスでは村に入る度に給水できるので、2016年に来た時を含め、今まで水は買ったことがない。


気持ちのいい道が続く。車との接近がほとんど無いのがいい。


ライン川の水も街並もきれいだ。気温も30度弱でちょうどいい。


初日のキャンプ場到着。


水辺で。ビール&ワインでぼ~っとするのが至福。他に何も要らない時間。


翌朝、夕べ話したフランス人男性と。彼はフランスから黒海までの4000キロの旅の途中だ。このツワモノからヨーロッパでのチャリ旅心得を色々教わった。



ライン随一の滝通過。ここら辺はアップダウンが多く、


登りで一緒にチャリを押していたスイス人男性と話し始めた。


何とワンコを連れている。
俺と同じくライン川沿いをロッテルダムまで行くという。こりゃ長い付き合いになるかもな、と思ったがその内にはぐれ、その後会っていない。


次のキャンプ場がちょっと遠く、早々にチェックイン(2日目)。ハウスビールはピルスナーだ。


なかなか気温が下がらないので、水浴びしながら過ごす。後で知ったが南ドイツ辺りは17時頃に最高気温に到達するようだ。


3日目、朝の涼風が心地よい。


森林や農地などを抜けるときはダートもあるが、ほぼフラットでミニベロでもスムーズに乗れる。


標識がしっかりしているので、地図をこまめにチェックしなくともどんどん進める。


Laufenburgという街を通過した。


ここはユニークで、ライン川を挟んで北側(左手)がドイツで南側がスイスである。街の名前は同じ。


次に現れたBad Sackingenには木造屋根付きの橋がかかっており、これを渡ってスイス側に戻った。



屋根付きはここだけじゃなくて他にも見かけた。クルマが通っている橋もあった。


真面目に走らず昼過ぎにはキャンプ場入り(3泊目)してしまうから、暑い!ここでも何度か川に入ってクールダウンしながら夕暮れを待つ。


となりの家族がイスを貸してくれた。年配の人は英語は苦手そうだが親切。なんだか逆にウレシい。


眺める景色がワインを旨くしてくれる。蚊が居ないから無防備でリラックスできる。


4日目、バーゼル(スイス)へ。おもちゃ博物館に行こうと思ってたのだが到着時間が早すぎ、開館まで待てなかったので断念。スイスは最後になるので小銭を使いきって通過した。

2 件のコメント:

  1. いい旅してますな〜。

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    1. チャリはヨーロッパ って言われても否定できませぬ…

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