マインツからライン川に復帰。フランクフルトからのマイン川も合流し、川幅はかなり広い。
橋がないところはフェリーで渡る。ここは2ユーロちょいだったかな。
マインツからコブレンツあたりまでは、両岸の丘陵が迫り、川幅は再び狭くなる。ラインを行き来する船から通行税を徴収するなどしていた城がたくさんあり、見ていて楽しい。
これは古そうだ。ゲルマンの侵入を防いでいたローマ時代のかな?
このキャンプ場も城のふもと
ラインで水浴びして汗を流し、ビールを飲む。涼しくなったら最後にキャンプ場のシャワーを浴びる。これが暑い日のパターンになった。
行き交う船を眺めて夕暮れを待つ。両岸には鉄道も走っており、見飽きなかった。
翌日も引き続きライン峡谷をゆく。古城だけでなく、ふもとの街並みも目を引く。
両岸にあるから本当に見どころは豊富。クルーズ船もよく通る。
この流域はドイツにしては珍しく平地が狭いから、鉄道や自動車道が近い。
それでも自転車、歩行者道は確保されている。
コブレンツ到着。
“ドイツ”初代皇帝、ヴィルヘルム1世の像があった。
ここのキャンプ場で、“Are you traveling with that Birdy?” と声を掛けてくれたのは、今回初めて会ったミニベロ(Dahon)長距離旅行ライダーのスペイン在住アメリカ人であった。彼女にとっても他のミニベロは俺が初めてで、お互い「もっと多いかと思った」と同様の感想だった。それと、「E-bikeが多くて驚いた」とも。(この後も最後までミニベロ旅行者はいなかったと思う)
次の町、ボン(西ドイツ時代の首都)も中途半端な距離なので鉄道で移動。
ベートヴェンの生家が博物館になっているので寄ってみた。
ドイツに入ってからは結構ベートヴェンの曲を聴きながら走っていた。ブラームスも。いつも無計画な俺にしては良く持ってきた。ナイス判断だと自画自賛していたのだが… ときおりシューベルトの歌曲が勝手に頭の中に流れてくる。何でだろうかと思ったが、多分ドイツ語を耳にしているうちに連想したとしか考えられない、歌曲だけだし。(俺は学生時代、ドイツ語のクラスで強制的にベートヴェンやシューベルトを聞かされていた経験がある)(シューベルトの音源は持って来なかったので結局片手落ちだった ..orz)
ここには4弦のピアノ(普通の3弦より音が大きい)や、色々な音聴器など展示されており、難聴になってからの苦労の品々が印象的だった。
ボンからたったの30kmで、ケルンに着く。
ケルン大聖堂。リバプール大聖堂を見たときはその大きさにビビったが、少なくとも垂直方向ではこちらのほうが高いらしい。
中に入ってみる。
この日は日曜日だったので、この後パイプオルガンが鳴り、ミサが始まった。(撮影は遠慮した。)
相変わらずのキャンプ生活は続く...
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