拝島駅から玉川上水を経て、昭和記念公園まで歩いてみた。
晩秋の陽気に照らされる木の葉と、風に乗る落ち葉の香りに包まれて歩く。
次に、玉川上水とサイフォン式で立体交差する残掘川に沿って下ると、昭和記念公園に辿り着く。
モミジやメタセコイヤなどの鮮やかな紅葉は見事という他ない。
さて、この日の目当ては未だ見ぬ銀杏並木であったが、十日ほど前に散ってしまっていた。
それでもまだ、園内にはまっ黄色が青空に映える銀杏が所々に在り、銀杏という木の存在感を存分に示していた。
四季のある国に生まれてよかった、と思う。