なので、そうは全然見えないかもしれないが、これでも遊びは相当ガマンしているのである。
南アルプスから早めに帰ってきた最大の理由もコレなのであるが、実は南アではある試みが失敗したから敗退して来たのである。
その、試み其の壱は、テントで勉強しよう!という子供でも思いつく短絡的なアイデアであったが、くたびれてビールでも飲もうものならそんな事ができるワケがない。行く前から薄々分かっていたのだが、かと言って参考書をハナから持ってこない、というのも開き直り過ぎな気がした。で、重い書物を持参する代わりに罪悪感を減らす、というかなり姑息な手段に訴えたわけだ。
予想通りうまく行かなかったので試み其の弐。
登山中は、ハッキリ言って頭脳の方はあんまし働いていない。だから普段はしょーもない事ばかり考えているのだが、今回はこの時間を勉強に当てることはできないか!? と考えた。 (俺って天才!?)
と、なるとバックパックを背負いつつ参考書を手に登山、という画期的な試みになるワケだが、しかしこれは何だかとってもクラシックな光景であるような気がしてならない。 何でだろ・・・ なんだっけ・・ ナンだっけコレ・・・