天気も悪く、遠出できる感じでもなかったので八王子・堀之内の六角堂へ長浜ラーメンを食いに行った。俺が遠くまでメシを食いに行くのはこの店だけである。
でもそれだけではサスガにつまらないので、多摩丘陵の激坂ルートを巡ってきた。
俺はトライアスリート時代のコンディションの良かったころ、激坂を見るたびに頬を緩め、『む~フフフ、い~ね~』などと感嘆の息をもらす、若干アブない人だったことがある。
その頃に開拓した激坂をちょっと紹介しよう。
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こいつは激坂度★★★の、なかなか立派な激坂である。が、残念なことに交通量の多い川崎街道に近く、ロケーションが悪いのでルートに組み込み辛い。また、距離が短いので有用性はやや低い。場所
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こいつは激坂度★★ではあるが、短すぎず、辛いワリには足を着く心配もない、多摩の激坂好感度No.1の教科書に出てくるような激坂である。この空に昇っていくような激坂振りがたまらない。写真でも見えている坂の終わりが、実は終わりでなくもう少し続いちゃう辺りの試練度も精神的トレーニングに最適である。場所
府中方面への復路にはここにもナイスな激坂が。場所
ここは道が分かり辛いが、激坂に喘ぎながら正しいルート選択をできるようになったら、アナタもすっかりA級激坂マニアである。


腹ごしらえがすんだら、

こいつも激坂度は★★であるが、短くないし、左手に見える“ユルい”川崎街道を横目に、「わざわざ激坂を選んで登っている」感を全身に発散させながらペダルを踏んでいく“哀愁ストイック”スタイルが格好良過ぎる(と信じるヒト約1名)。場所
今回紹介した激坂を含む多摩丘陵のルートは、数年前まで使っていた通勤ライド(まれにランも)のコースである。当時の職場の日野市某所へは、多摩サイを使えば速かったが、トレーニングのためにわざわざ遠回りしてこのアップダウンの激しいルートを採用していた。満員電車で都内に通う現在の立場からすれば、酔狂だけど充実したナイスな通勤路だったなー、と思う。