今回、一か月の滞在期間中、ある日突然気候が変わった。
暑い晴天の日々、にわか雨が多くなってきたな、と思っていたら、急な豪雨が始まり、丸2日間続いた。雨季の到来である。
アパートのテラスから before / after
このままずっと晴れないのかと心配したが、止んで青空が見えるときもある。しかし色々な国で乾季・雨季を体験したが、この地域の雨季は特に雨が強いと思った。(日本でもニュースになったようだが、今年は特に多いそうだ)
しかし悪いことばかりではない。明らかに涼しくなった。例えば散歩をするのに、乾季は日の出前に済ませていたが、今は早起きしなくても良くなった。
我々の滞在しているMt Laviniaはビーチに近接しており、俺のアパートは海まで徒歩2分。今も開け放した窓から波と風に揺れるヤシの葉の音、鳥の声が聞こえる。
目をさまして階下に降り、守衛のオジサンに挨拶して線路を渡ると、ビーチはすぐそこだ。
左手はすぐにHotel Mt Laviniaの半島で行き止まりなので、右に進む。遠くにコロンボのビル街が見える。ここはコロンボからちょっと離れた、落ち着いた郊外である。
毎朝、裸足で歩くのが気持ちいい。
ここいらは海の家的なバーやレストランが多く、雨の無い夕刻はここで過ごすことが多い。
仕事が早く終わった日はジョギングし、火照った体のまま海に飛び込む。上がって馴染みの店でビールを飲みながら夕陽を楽しむ。(お金はジップロックで持って行く)
それから、雨季に入っていい風が吹き、外でボーっとしていても蚊に食われることがほとんどなくなった。
この週末、満月のポヤ・デーにコロンボに祭りを見に行った。
人々は寺院にお参りに行ったり、品評会のように並んだランタンを眺めたり、
行列を作って施しを受けたりしている。
少し分けてもらったが美味しいカレーだった
装飾など、キレイかスゴイか、ということはひとえに言えないが、
なにやら派手にお祝いしたいんだな、という気持ちは分かった。
雨季の豪雨は突然始まり、物凄い。今この祭りの中、嵐が来たらどうなるのか意地悪な期待をしていたが何も起こらなかった。