091230-100101_年越し登山(川乗・鷹ノ巣・雲取山)


年越しくらい家でのんびり過ごしたい、という気持ちが全く無い訳ではないが、せっかくの休みに家に居る事などできるワケがない。

12/30、古里駅でM月と待ち合わせて8時に出発。赤杭尾根から取っ付き、川乗山を経て長沢背稜を辿る。のんびりし過ぎて途中で日が暮れ、月明かりに助けられながら一杯水小屋に到着。今日はここで宿泊。




この日から山を下りるまでの3日間を氷点下(~10℃くらい)で過ごすことになる。

1日目、地図上の水場が見つからず、また当然予想された積雪も無く、飲料水の確保に失敗した。仕方が無いので2日目の12/31、ヨコスズ尾根から日原に一時下山し、水を得た。当初は長沢背稜から雲取山を目指し、帰りに石尾根から奥多摩駅に下る、というきれいな一筆書きコースを辿る予定であった。




予定を変更し、日原から稲村岩経由で石尾根に入り、雲取まで西進することにした。鷹ノ巣頂上付近から雪が見られるようになった。鷹ノ巣頂上から大岳、御前山、都心方面を眺める。

天候が崩れ、ときどき吹雪いてきたので、大晦日のこの日は鷹ノ巣山で過ごすことにした。




雪見酒を洒落込むも、寒くてとても年越しまで外に居られそうもない。テントに入り、ラジオで紅白を聞きながら本を読んでいるうちに寝てしまった。

夜中起きると月食の月が煌々と輝いていた。年は明けていた。

明け方、鷹巣山頂上に登り、初日の出を拝む。




振り返ると“
これぞニッポンの正月!”と言わんばかりの富士が。


皆様、今年もよろしくお願いいたします m(_ _ )m


大菩薩嶺↓を正面に見ながら、石尾根を行く。七ツ石小屋で荷物を置かせてもらい、軽快に雲取を目指す。





雲取山山頂からは関東平野を一望。終日、富士を眺めながらの尾根歩きであった。

鴨沢へ下ると、いつも通りバスとのタイミングが合わず、いつも通り路線の増える深山橋まで歩き、30分後のバスを待つ。




深山橋にて、山の陰から、真ん丸お月様が “ちょっと遅れたけど新年のご挨拶”、とばかりに顔を出した。

091229Tue_MTB_K尾根 ”まうんてんばいくビート” 、 ありがとう&さようなら


K尾根で今年のMTBライドを締めくくることにした。K尾根にも今年随分お世話になった。そういえば去年も大晦日にK尾根で〆ている。



五日市駅11時集合というナメきった我々(KENさん&俺)はU峠をパスしてH新道からショートカット。K尾根開始の分岐の陽だまりでイキナリ昼食。




すっかりトレイルランナーの定番コースとなったK尾根。







前日の雨にもかかわらず、いつも通りのベストコンディションを提供してくれるK尾根。今年もありがとう!







夏には見えない都心方面の展望を眺めながら、今年最後のトレイルライドを楽しませてもらった。





2009年12月、MTBサイト“まうんてんばいくビート”が閉鎖に至った。日に何回もアクセスしていたサイトだ。

俺個人は今年、紛れも無く“まうんてんばいくビート”イヤーだった。イベントには何度も参加させてもらった。
今年はいい年だった。




皆、口を揃えて“(主催の)edokeiさんはサイコーだよ”と言う。
そりゃでも当たり前。そこで知り合った仲間がどんなに楽しんでいることか・・・ 一目瞭然だ。





人が出会う意味を改めて教えてくれた、関東MTBサイトの金字塔、
まうんてんばいくビートHP ↓

*) 上記画像はedokei様の同意を得て使用しています。

091227Sun-28Mon_大菩薩嶺


そろそろ雪山をちゃんとやろうと思い、年の瀬の大菩薩に向った。

しかしとっつきのトレイルの積雪は予想よりかなり少ない。


途中で眺めた南アルプスでさえ、高峰のみ雪を被っているようである。

雷岩から稜線に入ると、さすがにしっかりと積雪しており、軽アイゼンを履く。


一応大菩薩嶺山頂を踏んでから、大菩薩峠方面へ。

西日に照らされる甲府方面を眺めながら賽の河原の非難小屋到着。


本日はここで宿泊とする。心地よい疲労感と共にすぐさまビールを飲むも、あっという間に身体が冷えて2本目に手が伸びない・・・



となれば焼酎お湯割りしかない。冬山のいいところは雪を溶かせばいくらでも水が手に入るところである。

翌朝、日の出の時間にも明るくならないので小屋の外を見てみると、雪で暗く、灰色の世界であった。


明るくなるのを待って出発すると、すぐに大菩薩峠である。この夏に来たときとはえらい違いである。

南下を続けるとしばらく軽い吹雪。視界悪く吹き溜まりができ、先行者の踏み跡も無いため、1時間ほど軽く迷う。


やっと見つけた牛の寝通りへの下り始め↑。しばらく新雪の歩行を楽しむ。

標高1500mを下回ると、すっかり雪は姿を消す。


昼頃には、天候は回復。

北側には白い稜線を頂く雲取山を望む。


小菅に降りて小菅の湯に浸かってバスを待つ。


村営バスと西東京バスを乗り継ぎ、今年何度もお世話になった奥多摩駅へ。

091226Sat_MTB_GG山


Alacarte、Bizango、Blizzardの鉄兄弟(Hand jobは残念ながら欠席)で、GG山に行ってきた。


いつものように登りはきついと言えばきつい。


でもこのMTBのためにあるようなトレイルは、この日ベストコンディションで、しっとり&さくさくライドを演出してくれる。


すっかり陽も短くなり、程好いトレイルライド後の反省会にも熱の入る年の暮れのシアワセな一日であった。