とうとう鳳凰山にやってきた。2009年にワケあって断念して以来の挑戦である。
天候に嫌われた今年の夏にあって、恵まれた好天である。
ドンドコ沢は、花と滝を見ているうちに高度が稼げるいい登りだ。
地蔵岳を確認、鳳凰小屋に14時に投宿。時間があるので地蔵を登っておこうと思いきやパラパラと降ってきたので、小屋に戻ってのんびり夕げ。
4時過ぎ雨が上がり、5時半に出発、すぐに地蔵岳へ。
山頂のオベリスクで手こずっていると、どんどんガスが・・
焦って引き返すと、また雨・・
観音岳(左下の写真。地蔵岳・観音岳・薬師岳を総称して鳳凰三山(鳳凰山)と呼称する。)は、まもなく雨雲に消えた。登頂を目指すも、稜線の風雨にメゲて手前で下山を選択。鳳凰小屋に下った。
登りに使ったドンドコ沢は雨天時は厄介と判断、若干遠回りではあるが、御座石鉱泉経由で青木鉱泉に戻った。
びしょ濡れになってもイイな、と思うのは却って雨のときに感じる、この神々しい森の息吹に触れるときである・・
水あっての森、木々あっての山の潤い・・
でもまあ、今年は良く降られるわ。