思えばこの三十余年、
「この子は協調性がない」
と、 ごく最近まで言われ続けた俺だが、ようやく団体行動ができるようになったのか 4人のパーティー登山に参加することができた (懐の深い東京北稜山岳会企画)。
そういえば山には正月以来登っていない。この4か月、オレ何してたんだろ。
さて、南側の麓から生籐山を目指すと、三国山(おおなるほど、東京・神奈川・山梨の境となっている)が手前にある。更にその手前には山桜の群生地、花期はやや早いらしいが結構な満足感。
生籐山からは笹尾根を東進する。概ね緩やかで平和な尾根である。涼しい微風が常に吹き、とても気持ちがよい。
スミレやツツジなど、新緑前の乾いた枯れ景色の中にも春らしい色が出始めている。
醍醐丸に近づくと静かな山中から歓声が聞こえてきた。「ナンダ、ナンダ」と近づいていくと今日はハセツネ30kmの開催日だった。
まき道を多用し、汗もかかずに和田峠到着。いつものようにハイカーとローディーで賑わっていた。でもやっぱり和田方面への車道はいまだ積雪で通行止めだった。
以前、ハイカーの多い休日なのにここから陣馬方面に入っていくMTBグループ(どう見ても街乗り組)を見かけた。まさか一般ルートを行くのではあるまいなと心配したのだが・・・
とうとう「自転車乗り入れ禁止」の看板が出現してしまった。
ほどなく陣馬山。生籐山付近の笹尾根からもこの馬が確認できて嬉しかった(単眼鏡使用で結構てこずった。みなさんお待たせしてゴメンナサイ)。現場で視認すると意外と小さい orz
地図で見るとそれほど長くないのだが、歩き甲斐のある日帰り縦走路で意外な達成感があった。最後の一ノ尾根まで段差が少なく膝にやさしい優良コース、トレランコースとしてもいいと思う。
下山後は今まで一度も乗れたことのなかったバスに乗れて藤野駅まで行けた。やや貴重な経験をさせてもらった感で幸福感15%増し。でもそのバスでウトウトしたからヤッパ疲れてたんだろぉなあ。
【メモ】
上野原 8.08-(bus)- 石楯尾神社 - 生籐山 - 陣馬山 - 上沢 14.37 -(bus)- 藤野
相模湖駅付近で軽く“食事”して最後まで楽しく終了!
Nao/Mama/Oh/Km