150919-23SW_八久和川

朝日連峰を貫いて流れる八久和川にやってきた。


ここは沢登りというより、特に前半は川歩き。執拗に渡渉を繰り返す。


特に初日は増水しており、水流を避けて高巻くことが多く、


あっと言う間に日が暮れてしまった。

雨が降り出したので増水を恐れ、高巻中の岩溝でビバーク。

2日目も引き続き高巻&懸垂下降を強いられたが、天候は回復。


そうこうする内に巨大な舞茸ゲット!

転んでもタダでは起きぬ

ナメコの群生も!


初日のしょっぱいビバークで沈んだ心も自然とテンションが上がる。


てな訳で昼過ぎにはとっとと宿営地設置。前泊、1泊目の寝不足を取り戻さねば。

3人タープ下、3人テントが今回の基本体制。

釣果は無かったものの、食べきれないほどの収穫物でご満悦。


3日目、遡行は続けるが、この時点で沢の詰め上げは日程的にムリ。どこかでエスケープせねば・・ 


それでも山深い朝日連峰からの脱出までは気が抜けない。


水流と戦いながら、遡行を継続。


3泊目は平七沢出合の快適な広場で幕営。水も薪も豊富でいい場所だった。


4日目、5連休最終日に帰京するためにはエスケープが必要、岩屋沢出合の登山道から天狗角力取山へと逃れる。

天狗角力取山まで来て、ホッと一息。

朝日連峰は、もう秋の彩りだった。


時間的には下山も可能だったが、天狗小屋にはビールもあり、「泊まってったら舞茸酒ごちそうするよ」との管理人さんの誘惑に負け、宿泊決定。

無事の帰還を祝って、乾杯!! 夜はスバルがキレイだった・・

公約通りマイタケ酒が振る舞われる。

美味! 栽培モノではできないそうだ・・

5日目は下山、出発点(八久和ダム)へ車を回収したり、結局帰京は夜になった。

1泊1500円の高級リゾート、天狗小屋。

シカシ、うまく行って5日間遡行のヤクワはでかかった。

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