230925-_Lisbon

仕事が少々落ち着いたので、どこかへ。

と、大したアイデアもなく、10月になっても寒くなさそうなポルトガルへ飛んだ。


初めて乗るSwiss Air、サービスはいいがナニブン長い。20時間の移動の後、リスボンへ23時に到着、タクシーでホテルへ。


時差ボケと疲れのため目覚ましを掛けず、初日はテキトーに起きて時間を気にせず行動することに。鉄道で5€で往復できる近郊のSintra辺りでぶらぶらして体調を整えたい。


駅から歩いてムーア人の城壁へ行ってみる。


ムーア人は北アフリカから渡ってきたイスラム系の人たちらしく、その後レコンキスタで追い出されたのだろう。

リスボンでは30度近い気温でも、郊外で少し標高が高いここは涼しい。


眺めも良い、東にはリスボンとテーゼ川方面(↑)、西には大西洋(↓)が。ヨーロッパの西端にいる感覚...


城壁の周囲はロッククライミングのゲレンデになっているようだ。クライマーも見かけた。


リスボンに戻り、街をぶらぶら。


リスボンは坂が多い港町で、旧市街辺りはゴチャっとしている。長崎のようだ。


この日はUKから巨大な客船が来ていた。ヨーロピアンの日光への執着は我々の想像を超えるものがある。夏の終わりの需要なのだろうか。


旧市街、Alfama地区を散策してみる。


尾道のような急勾配で屈曲した道が楽しい。


そこに更に、縫うようにして走るトラムが面白い。



丘を登り、11 世紀に造られたというサンジョルジェ城跡に行ってみる。


リスボンを眺めるのに良い場所だ。


夜はポルトガルの大衆歌謡 “ファド” を聞きながら過ごしてみた。


2日目は、“ちゃんと”観光してみる。大航海時代の名残、Belemの監視塔へ。


ここリスボンは、大航海時代、ヴァスコ・ダ・ガマらの拠点となった港である。



近くに記念碑もあるので行ってみた。


大航海時代を切り開いた人々の像が立っている。尊敬できる人物ばかりではないが。


振り向けば、ジェロニモス修道院。


大勢の人が並んでおり、行かなくても良いかと思ったが、


これまで教会や聖堂は良く見てきたものの、修道院ってあんまり見てないかも、と30分ほど並んで入ってみた。


修道院は、教会(church)や聖堂(Caredoral)と異なり、俗世界と離れているため、本来(使われている期間は)立ち入ることができない。


さすがに、修道士が生活するだけあって、でかく、圧巻。行って良かった。


こちらは隣接する、サンタマリア・ デ・ベレン教会。

「どくとるマンボウ航海記」に、”ジェロニモスの魅惑的なマリア像”みたいのが登場したような記憶があり、探していたのだが結局どれなのか分からなかった。


その後立ち寄った市場では、


む、紫のカリフラワー?と、ブロッコ... 何じゃこりゃ?


柿もあるんかい!(味は日本のと同じだった)


2日目の夕暮れは、街の西側の丘へ行き、


前日に行ったサンジョルジェ城跡を眺めて過ごした。


秋の夜長のリスボンも趣がある。


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