Makassar_Indonesia_08_じゃらんじゃらん、ぱぎぱぎ。


マカッサル港の南、以前遠かった砂州に橋が架かってアクセスが良くなったので、ジョギングしてみた。ホテルの朝食は6時からで、いつも一番乗りしている俺としては、5.50には戻りたいし、少なくとも30分は走りたい。
てな訳で、5.15位にホテルから走り出すと、外はまだ真っ暗だった。

道が良く見えず、余り良いコンディションではなかったが、星がきれいだった。
西のマカッサル海峡に向かって走ると、沈んでゆく南十字星が正面にあった。見上げると、蠍座が悠々と夜の大空に横たわっている。日本の感覚だと蠍座は地平線をかすめるものなので、「遠くに来たな」と実感する。南十字星は見慣れてくるとさほど立派な星座じゃないから、むしろでっかく、見覚えのある蠍座の見え方の違いに異国情緒を感じた。

5.30頃、天文薄明(空が明るくなってから、日の出までの時間)を迎えると、一斉に周囲に船出の音が聞こえ始めた。

星空のpagi-pagi(早朝)に jalan-jalan(ぶらぶらする)のも悪くない、朝起きは3ルピーの得、ってなもんか。

*)ぷちネシア語講座;pagi(朝)を重ねると、pagi-pagi(早朝)、jalan(道)を重ねると、jalan-jalan(散歩する、ぶらつく、ジョグする等)の意味になる。

pic from Google

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