141229Hol_あの頃の高尾山

俺とM月のいた高専は高尾にあり、5年もの間 通ったり住んだりした。

その頃しばしば、授業をサボって高尾山をぶらついた。俺たちにとっては裏山みたいなもんだった。

近年、静寂を忘れてしまったこの山を不本意ながらずっと敬遠していた。

しかし、人の少なくなる年末、しかも午前中は雨という絶好のチャンスがやって来た。


いつもごった返している高尾山口駅は閑散としていた。


入山しても、登山客はほとんどいない。静かな、あの頃の高尾山だった。


頂上もガラガラ。人は10人もいない。なんと落ち着く雰囲気。


サーっと雲が引き、丹沢山塊が姿を現す。

高尾山で感動的な風景を見られるとは!

 そんな景色を眺めながら、熱燗や甘酒でまったり過ごす。

熱燗に甘酒の素を少し入れると止まらなくなりマス(^_^;)


 すっかり往年の里山を味わい、気分上々で降りると夕暮れだった。


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