2014年最後の日、茅野駅からバスに揺られて小一時間、渋の湯へやってきた。
バスは空いていた。
歩き出すと暑いくらいで、上着は2枚くらいで十分という陽気。
樹氷・樹霜が青空に映える。
初日の行程は夏時間で2時間と短いので、のんびりと。
大晦日を過ごす、黒百合平到着。
歩いていないとすぐ寒くなる。すぐさまテント設営。
(肉が傷むから)冬しかできないスキヤキでしめくくる。翌朝は3:30起床のため、年越しまで起きてはいられない。
冬は行動開始は遅くていいのかと思っていたら・・ 大先輩に、冬だからこそ(行動終了が早いので)早出だ、とご教示いただく。
ラジオで紅白のさわりを聞きながら・・
元旦。オレ担当の朝食は、お雑煮うどん。身体を温めつつ5:00出発。中山峠経由で天狗岳を目指す。
初日の出の直前に雪雲に覆われた。
この日は寒かった。
根石岳まではルートファインディングに苦しみながらも、夏沢峠を経由し、硫黄岳到着。
風の弱まる樹林帯でホッとしながら2泊目の幕営地へ向かう。
素早くテントを張るとヒマになったので、年末年始特別の特別営業をしていた行者小屋にお邪魔し、おでんなどをつつく。
1月2日、モチ入り粥など頂き、テント残置のまま出発。地蔵尾根を登る。
締まった雪にアイゼンのキュッキュ音が小気味いい
稜線に出る。後方は横岳
天気は気まぐれ。晴れ間が覗いたり、吹雪いたり。
そんなこんなで、赤岳登頂!
今回お世話になったfksさん、ssdさん、trsリーダー、mdrさん、ktoさん
権現岳、南ア方面。
富士山も。
まつ毛が凍る強風の中、下山。無事行者小屋に戻る。風も落ち着いて、樹氷たちが輝いている。
テントを撤収し、帰り支度。
ここからは美濃戸口まで、平和な道を辿るだけ。
2015年、サイコーの幕開けでした!
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