そろそろ雪山をちゃんとやろうと思い、年の瀬の大菩薩に向った。
しかしとっつきのトレイルの積雪は予想よりかなり少ない。
途中で眺めた南アルプスでさえ、高峰のみ雪を被っているようである。
雷岩から稜線に入ると、さすがにしっかりと積雪しており、軽アイゼンを履く。
一応大菩薩嶺山頂を踏んでから、大菩薩峠方面へ。
西日に照らされる甲府方面を眺めながら賽の河原の非難小屋到着。
本日はここで宿泊とする。心地よい疲労感と共にすぐさまビールを飲むも、あっという間に身体が冷えて2本目に手が伸びない・・・
となれば焼酎お湯割りしかない。冬山のいいところは雪を溶かせばいくらでも水が手に入るところである。
翌朝、日の出の時間にも明るくならないので小屋の外を見てみると、雪で暗く、灰色の世界であった。
明るくなるのを待って出発すると、すぐに大菩薩峠である。
この夏に来たときとはえらい違いである。
南下を続けるとしばらく軽い吹雪。視界悪く吹き溜まりができ、先行者の踏み跡も無いため、1時間ほど軽く迷う。
やっと見つけた牛の寝通りへの下り始め↑。しばらく新雪の歩行を楽しむ。
標高1500mを下回ると、すっかり雪は姿を消す。
昼頃には、天候は回復。
北側には白い稜線を頂く雲取山を望む。
村営バスと西東京バスを乗り継ぎ、今年何度もお世話になった奥多摩駅へ。
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