雨季の晴れ間の週末、マカッサルを離れて沖に出てみた。
ジャランジャラン(散歩)したり、サンゴ礁でスノーケリングなどして腹が減ったら、食堂もないので漁師さんから魚を買って、そこらのオバちゃんに焼いてもらって食事にする。
トロピカルフィッシュの塩焼きはちょっとグロいが、味はフツーの白身魚である。
このときに出してもらったサンバル(唐辛子のペースト)が妙~においしくって、お代わりまでしてカレーの如く白米と一緒に汗だらだらかきながらガツガツ食ってたら、何度もTerima Kashi! と言われてしまった。
(ちなみに公衆トイレもないので村人の家で借りるのだが、これがまた実に親切に貸してくれる。)
食ったから、寝る。そのまま木陰の竹の座敷の上で、まどろみながら思った。“赤道近くでこんな気持ち良く昼寝できるのに、ナンで東京の方が暑いんだろう…”
*) サンバルは、コチジャンや豆板醤のようなもので、通常オカズになるものではない。
*) Terima Kashi テリマカシ は、「ありがとう」の意。この時もそうだが、こちらこそお礼を言わなくてはいけない時に良く先に言われてしまう。Terima Kashi の返し言葉はSama-sama だが、これは「同じ(私もです)」という意味であり、感謝の気持ちは両者ともに同じ、という協調の意識の強いインドネシアの人たちの心を良く表わしているように感じる。
0 件のコメント:
コメントを投稿