インドめし、なのだ。【前編】


俺が仕事でいくところにもいろいろと違いがあって、メシにこだわる国と、こだわらない国がある。中間的な国もある。

こだわらない国は、例えばインドネシアである。アルジェリアもそうである。
中間的なのは、ベトナムとかラオスである。
そして意外と料理が多いシリア(基本トルコ料理だからね)や、メチャメチャこだわるインドがある。

Thari  多分¥100くらい

インド料理は日本でも食える。味もグレードが下がるという感じはしない。ただ値段が違いすぎるし、種類もすごく少ない。

「インド料理は何でもカレーの味(ターメリックという意味か?)がする」と、よく聞いていたが俺の知る限りそんなことは全く無い。大体 Curry と名のつく料理は少ない。

Fish Curry ¥150

「インドにカレーライスは無い」とも言う。それは日本の定食屋のメニューに“味噌汁かけご飯”が無いのと同じで、別々に頼んで一緒に食べればいいのである。

日本で言う“カレー”のようなものを食べたければ、“Masala”と名のつくものを頼めばよい。

Aloo(イモ) Gobi(カリフラワー) Masala / Jeera(クミン)Rice 
¥285(結構高めのレストラン)

だから自分の好きなように組み合わせて食べられる、という自由がとても嬉しい。おかず一品とご飯かパンを頼めば大体いい感じになる。

Mixed Vegetable / Curd(ヨーグルト)Rice ¥285

パンも、チャパティ・パラサ・ナンから、おかずの名前から予想して合いそうなのを選ぶ。これウマかったなあ、イモ・ホーレンソー(マサラではない)。

Aloo(イモ)Palak(ほうれん草) / Tomato / Naan ¥190

もちろん失敗もする。ある日、おかずにチーズ料理、ご飯にピラフチックなBiryaniを頼んだ。両方イケたが、お互い味が濃くて組み合わせとしては悪かった。

Paneer Bhurji (Bhurji風チーズ) ¥105

Mughlai Biryani( Mughlai 風ピラフ) ¥85
“Curd”(ヨーグルトのようなもの)をかけて

うちのオフィスのインド人スタッフは(俺より)良く働くが、たまにスナックでブレイクしている。


アメリカンドッグってありますね、あれの中身がトウガラシになったもの。意外と辛く無かった。

ポテトとコリアンダーの揚げ物を挟んだハンバーガー

こいつはコロッケに似てたかな?これは確かにターメリックが入っていた。

食いもんに関しては前にもなんか書いてたので、こちらも見てつかあさい。

【本文中の金額は、レートを1Rs = 1.5Yen として記載した。】