140426-29_せとうちプチ回遊 ~宮島・錦帯橋編

広島空港から高速バスに乗ると、広島バスセンターに着く。原爆ドームの近くである。

いつのまにか世界遺産になっていた。

昼に着いたので、とりあえずメシである。さびれた裏通りを歩いていると、お好み焼き屋を発見。

会話を聞いていると皆常連らしく、ネイティブ度はかなり高い。
(でも味はフツー)

その後、広電で宮島口へ・・

宮島口からフェリーで宮島へ。宮島には弥山(みせん)という山があり、ロープウェーで行けるらしい。


今回の最大の目的は、もう一つの世界遺産、厳島神社への参拝である。

引き潮で人が鳥居の近くまで来ている

上陸してみると、鹿の多さに驚いた。奈良公園状態である。


キャンプ場行きの最終バスが出そうだったので、今日は鳥居だけ見て帰る。


キャンプ場にも鹿がいっぱい。こんなところで寝て大丈夫だろうか・・


お隣さん(手前)は、大阪から来たカブ(110cc)ライダー。山テントだったので関西の山の話を聞く。


翌日(2日目)、キャンプ場からロープウェー乗り場までトレイルがあると聞き、歩いてみた。

ちょっと高感度もあって、風が気持ちいい!

分岐があり、『←弥山』と道標が示していたので(弥山行きロープウェーと言う意味だな)と思い、辿ってみると・・


ずんずんと登ってゆき、何故かロープウェーの終着駅を経由し・・

花崗岩質の奇岩が多い

結局、山頂まで歩いてしまった。


誰も居ない山頂でボーゼンとしていると、後からオジさんがやって来た。「ロープウェーは9時からだから」誰も居ないのだという。このときまだ8時過ぎ。

オジさんに勧められて展望台から眺めてみると・・

瀬戸内の美しい海と島々・・ そして、

おおっ!

さて、下山。ちょっと待てばロープウェーは動くが府中育ちの俺は待つのがキライ(注)だ。オジさんによると厳島神社まで「若い人なら1時間」と言う。

(俺は“若い”のだろぉか・・) と、確認のイミも含めて歩き出す、ナンのことはない30分で下山。

やっと参拝できた!

やはり、鳥居は海の中にある方がカッコいい。

本土に戻り、次は岩国へ。JRでたったの20分である。岩国駅からは路線バスで錦帯橋へ。

バスは錦帯橋の目の前に停まる。シカシ朝っぱらから予定外の運動をしてしまったため、とにかくメシ。とにかく何だか有名らしい岩国寿司。

何のヘンテツもないチラシ寿司。セットのウドンがうまかった

おお、実家のトイレのカレンダーで見て以来、いつか見に来ねばと思っていた錦帯橋!(メシを優先してスマン!)



あのアーチの部分は、(助走とかつけて)ガチで登らないと進めない太鼓橋だったらイイなー、とココロ密かに期待していたのだが・・

やっぱりタダの階段状、世の中それほどコメディにできていない。

岩国からはまたJRで柳井港なる場所へ。ここからは松山に渡るフェリーが出ている。

子供のように一番前の席を陣取るオレ

松山、三津浜に到着。JR三津浜駅まで歩く。そこから鉄道で20分、伊予北条駅へ。

200mほど沖の鹿島へ渡る

何を隠そうココには無料のキャンプ場があるのだ。(実質渡船で210円かかっているが・・)



その島のネーミングにイチマツの不安を覚えたが、やっぱり鹿さん達が・・

そういえば初日も、この日も、鹿は何も悪さしてこなかった。

鹿さん達はキツネやサル、カラスと違い、キャンパーには優しい動物という結論に達した。

(注) 大國魂の神様が府中に降りたとき、八幡様に鎮座地を探させたところ長い間待たされて「まつのはつらい」といった伝説に由来し、府中では正月飾りに松を使わず、竹だけでつくる「門竹」をたてて祝う風習がある。大國魂神社には松が1本もなく、植えてもすぐに枯れてしまうので、「大國魂神社の七不思議」の一つとされている。