海外に長期滞在するときに重宝するのが、“ラーメンポット”なるシロモノである。正式名称では無いが皆そう呼ぶ。同僚には2個同時に使っている人も居る。
(でもタダの電熱式湯沸し調理器だし、結構重いからパックパッカーなどは絶対に欲しがらないと思うけどね。)
呼び名の通り、世界中で手に入るインスタントラーメンを調理することが圧倒的に多い。
が、こいつはパスタや炊飯、煮物等にも平気で使えるスグレモノなのである。
個人的には、豆を煮て食べることが多い。
乾燥豆は、《世界中で入手可能》、《高タンパク・低脂肪》、《腹持ち良好》、《長期保存可》、《どこでも安価》、《種類豊富》、《味付なんでもアリ》、《サイドメニューなんでもアリ》と、
非の打ち所は、『水で戻すのに多少時間がかかる』ことくらい、という人類を永年支えてきた縁の下の力持ちである。 んじゃないかな。
パスタは4分で茹で上がり、短くて扱い安く、細くて具の絡みやすい日本の“サラスパ”が好きだけど、実際パスタはどこでも手に入る。味付けは何でもイケるのでいつも適当だが、何も無いときは“お茶漬け”がパスタに良く合うので多用している。
炊飯は簡単でもあり、難しくもある。基本は、ガスバーナーとコッヘルで炊くときと同じで、米と同容量の水で、香ばしい匂いがするまで加熱するだけだ。手に入る米によって水加減が必要だが、多めに水を入れておけば失敗はまず無いし、少なくとも2度目からはまともな銀シャリにありつける。
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