PictonからChristchurchに戻ると帰国まであと2日ある。そこでArthur's Pass National Parkを見ておくことにした。
着いてから知ったのだが、この時期、この峠の晴天率は大変悪く、この時も暴風雨であった。
さすがの俺もキャンプを諦め、ホステルにチェックインした。こんな天気が2週間も続いているという。
翌朝、いつでも引き返すつもりで雨の中を歩き出すと、不思議なことに空は明るくなってきた。
いつ天気が崩れるか分からないので急いで登る。ポールが立っているので進行方向を見失うことはない。雪と岩のリッジを注意深く進むと、頂上。眩しい銀世界が広がっていた。
樹林帯まで降りてゆくとたった一人、ハイカーが登ってくる。せっかく晴れてもこの雪で登山を諦めた人も多かろう。
人々が久々の晴天を眩しそうに見上げる中、のんびりと汽車を待つ。
やがてCanterburyの平原へと進んで行った。
着いてから知ったのだが、この時期、この峠の晴天率は大変悪く、この時も暴風雨であった。
さすがの俺もキャンプを諦め、ホステルにチェックインした。こんな天気が2週間も続いているという。
翌朝、いつでも引き返すつもりで雨の中を歩き出すと、不思議なことに空は明るくなってきた。
やっと雲から顔を出した向かいの山の上は白くなっていた。後で聞いたら初雪だという。
同じくらいの山が雪ならこっちも雪だろうなあ、と登ってゆくと当然雪だった。
アイゼンは持っていないが新雪なら大丈夫だろう。スパッツを装着して進む。雪はくるぶしから膝くらいの深さだ。
いつ天気が崩れるか分からないので急いで登る。ポールが立っているので進行方向を見失うことはない。雪と岩のリッジを注意深く進むと、頂上。眩しい銀世界が広がっていた。
足跡ひとつ無い。この景色を独り占め。
Arthur's Pass villageは視界に収まる小さな村
パンフお薦めの通り、南から登り北へ下った。
人々が久々の晴天を眩しそうに見上げる中、のんびりと汽車を待つ。
汽車は山間を縫うように抜け、
やがてCanterburyの平原へと進んで行った。
俺の、ひと月に渡ったNZ紀行はこうして幕を閉じた。
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