161011-22_東北自然探訪 ~ 山と温泉、道の駅。

「毎日登って、ホントに山が好きなんだねぇ。」

などと言われそうだが、そんなことない。起伏の多い山なんて できれば歩きたくない。他に自然が残っている場所を知らないだけだ。

ともかくこの秋、東北の自然を見に出かけた。

有名らしい山を適当にピックアップし、訪ねまわる。計画はそれだけだったが、歩いて汗をかいた後、どこにでも温泉があり、ゆっくり寝られる場所もいくらでもあった。


後部座席をフルフラット仕様にしたエスティマは走る寝室と化し、宿泊は苦労知らず。駐車はどこでも良かったのだが、24hトイレがあって、物産店やヘタすると温泉まであり、芝生スペースやベンチなどもある道の駅が快適過ぎ、信者のように毎日吸い寄せられてしまった。
(鳥海山のコースを変更したのは、当初の登山口でなく道の駅に泊まりたかったから。)

日程 山名 温泉 宿泊(道の駅)
10/11- 13 飯豊山 飯豊温泉(山荘)白鷹ヤナ公園
10/14 朝日岳 朝日町りんご温泉 にしかわ
10/15 月山 鳥海温泉 鳥海
10/16 鳥海山 象潟温泉 みねはま
10/17 白神岳 不老不死温泉 ふかうら
10/18 岩木山 百沢温泉 いなかだて
10/19 八甲田山 酸ヶ湯温泉 かづの
10/20 八幡平・姫神山 焼走り温泉(下) にしね
10/21 岩手山 焼走り温泉(上) はやちね
10/22 早池峰山 ぶどうの湯 厳美渓
10/23 (帰京)

好天に恵まれ、幸運を噛みしめた日々だった。雨に濡れたのは八幡平下山間際の1時間だけだった。

毎日自然を見て歩き、温泉に入り、移動と買い物。道の駅の居心地の良いスペースに陣取りビールを飲む。採ったキノコや道の駅直販野菜など中心に料理し、星や月を眺めながら日本酒を飲んだ。

車中泊は窓を少し開け、モンベルの#3シュラフで快適に寝られた。涼しく虫は全然居なかった。結局一度もテントは張らなかった。

宿泊費はゼロ。出費のほとんどはガソリン代と高速料金、酒代、風呂代。食費は野菜が安かったから微々たるものだった。

服はファイントラックを買い足して2セット持って行ったので、交互に着て洗い、清潔・快適に過ごせた。

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