【9日目、最終日】
小屋を出てすぐ唐松岳に登り、今回の最終目的である白馬を目指す。
北上する左手には、今回最初に登った立山(↓左)や剱岳(↓右)がはっきりクッキリと見えている。向かいの稜線上から、以前辿った道や、泊まった山荘などを眺めるのもちょっと感慨深い。
唐松岳北壁~白馬三山は、不帰瞼(かえらずのけん)↓と呼ばれるとっても縁起でもない恐ろしげな名前の稜線なのであるが、実際は全くスリル感は無かった。昨年の槍~西穂の足元にも及ばない。内心ガッカリしながらもとりあえず進む。
白馬鑓(やり)↓(撮影位置)から杓子(しゃくし)岳と白馬(しろうま)岳の白馬三山を望む。
下の写真、今回登ってきた(主に右から)剣・立山・薬師・黒部五郎・水晶・鷲羽・烏帽子・蓮華・針ノ木・赤沢・鹿島槍・五竜を一望。
白馬岳登頂後は、白馬山荘で軽アイゼンをレンタルし、大雪渓↓を一気に下り、下山。少し長めの縦走をつつがなく終了する。ちなみにアイゼンは白馬駅で返却できる。
大雪渓は落石や崩落による死亡事故が多い。この日も雪渓上には大小無数の岩が落ちていた。クレバスもいくつかある。
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