シリア

シリアは今となっては行くなんてトンデモナイ、という国になってしまって大変残念に思うのだが、ちょっと前までは平和この上ないイイ国だった。なにしろ美人が多いし、飯は基本トルコ料理でウマいし、人はオカシイくらい親切だし、歴史的見所は多いし、アジア・アフリカ・ヨーロッパの交差点で様々な文化・人種の特徴が面白いし、レバノンワインは手に入るし、ラム肉は旨いし、上等のオリーブが安いし、トマトは濃厚で ・・・省略。

2005年から2011年まで、10回延べ20か月、俺にとって日本の次に長く過ごした国である。

色々とレポートしたかったのだが、シリアは反米国なのでGoogleが繋がらなかった。だからそのサービスであるこのブログも使えなかった。暇があったら書き溜めた記録を公開したいとも思うのだが、まずはこの一稿だけ。

090313~0402_Syria




シリア・アラブ共和国、現存する都市では世界最古とも言われる首都ダマスカス。







正直、シリア出張はもう6回目で、細かく説明するのは飽きたからもうしない。








娯楽はお茶、水たばこ、おしゃべり、バックギャモン・・







これはシャワルマ。ケバブとかカバブとか、そういうのは別の食いもん。話すと長いから省略。







古代ローマ遺跡。  へー







アレキサンダー大王東方遠征時の拠点の一つ。奥はユーフラテス川





十字軍の城。無血開城されたため保存状態が良く、見ごたえアリ。これはシリアに行ったら見ておいた方がいい。
日本の城はほとんど焼けて復元だから、石の勝ち?






シリア人は伝統的に、"優しい"。パレスチナもイラク難民も受け入れてきた。古くは東欧諸国難民も例外でない。シリア第2の都市、アレッポのアルメニア人街も難民の街。



シリアはムスリムの、アラブ諸国の一つ。骨とう品店はアラビアンナイトを偲ばせる品々も。
絨毯、ランプ、etcは見あきることがない






シリアはモノは無いけど、優しい楽しいおしゃべりな人がいっぱいいる国。

おっといい忘れたが仕事で来ているのである。